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ウォーターサーバーの水の種類と成分を徹底比較!天然水・RO水どちらを選ぶべき?

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ウォーターサーバーの水にはどんな種類があるの?基本の3タイプを解説

ウォーターサーバーを選ぶ際、最も重要なのは「水の種類」です。

毎日飲む水だからこそ、その特徴や成分をしっかり理解して選びたいですよね。

ウォーターサーバーで提供される水は、大きく分けて「天然水」「RO水」「浄水」の3種類があります。

天然水(ナチュラルミネラルウォーター)

天然水は、地下深くから汲み上げられた自然の水で、そのままの状態で飲むことができる水です。

山頂の雪解け水や雨が、大自然の地層によって長い年月をかけてろ過される過程で、自然の豊富なミネラル成分が溶け込みます。

特定の水源から採水され、沈殿・ろ過・加熱殺菌などの最小限の処理のみが行われているため、天然のミネラルバランスが保たれているのが特徴です。

RO水(逆浸透膜水)

RO水は、0.0001ミクロンという極小フィルター「ROフィルター(逆浸透膜)」でろ過された、不純物の除去率99.9%の純水です。

原水は水道水・河川の水・地下水などを使用していますが、不純物がほぼ含まれない純水にろ過されるため、原水を選びません。

メーカーによっては、この純水にミネラル成分を配合して「デザインウォーター」として提供している場合もあります。

浄水

浄水は、水道水をろ過や処理をして不純物を取り除いた水です。

活性炭フィルターや中空糸膜フィルターなどを使用して、塩素やカビ臭などを除去しますが、ミネラル成分は残されています。

天然水とRO水はどっちがいい?特徴を徹底比較

ウォーターサーバー選びで最も悩むのが、天然水とRO水のどちらを選ぶかではないでしょうか。

それぞれの特徴を詳しく比較してみましょう。

天然水の特徴とメリット・デメリット

**メリット**
– 自然のミネラルが豊富で美味しい
– 採水地によって異なる味わいを楽しめる
– バナジウムやシリカなど健康成分を含む水もある

**デメリット**
– RO水より価格が高い
– 天候や季節によって水質が変動する可能性がある

RO水の特徴とメリット・デメリット

**メリット**
– 天然水より価格が安い
– 安全性が非常に高い
– 品質が安定している
– 赤ちゃんのミルク作りにも安心

**デメリット**
– 天然水に比べてミネラル成分が少ない
– 味がやや物足りないと感じる場合がある

ウォーターサーバーの水に含まれるミネラル成分とその効果

水に含まれるミネラル成分は、私たちの健康維持に欠かせない栄養素です。

主要なミネラル成分とその効果を詳しく見てみましょう。

カルシウム

骨や歯を形成するのに必要な成分で、筋肉の収縮や神経の働きにも関わっています。

カルシウムが多い水は飲み口が重たく感じることがありますが、ウォーターサーバーの軟水では、まろやかに感じる程度で飲みやすく仕上がっています。

マグネシウム

カルシウムと相性が良く、骨や歯の形成を助ける成分です。

また、疲労回復やストレス解消にも効果があるとされています。

マグネシウムが多すぎる水は苦みを感じることもありますが、ウォーターサーバーの軟水では苦みを感じることはほとんどありません。

ナトリウム

食塩にも含まれる成分で、体内の水分バランスを調整する働きがあります。

汗などと一緒に失われるため、適度な摂取が必要ですが、過剰摂取は高血圧の原因になるため注意が必要です。

カリウム

細胞の浸透圧を調整する働きがあるミネラル成分です。

ナトリウムと一緒に汗をかくことで失われるため、運動後の水分補給に効果的です。

軟水と硬水の違いを理解して最適な水を選ぼう

水の「硬度」によって、味わいや適した用途が大きく変わります。

硬度とは、水に溶け込んでいるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の含有量を表す指標です。

硬度による水の分類

WHO(世界保健機関)が定める基準では、以下のように分類されます:

– **軟水**: 硬度60mg/L未満
– **中硬水**: 硬度60~120mg/L未満
– **硬水**: 硬度120~180mg/L未満
– **超硬水**: 硬度180mg/L以上

日本の水道水のほとんどは軟水で、私たち日本人にとって最も馴染みのある味わいです。

軟水が適している用途

– 赤ちゃんの粉ミルク(内臓機能が未発達のため)
– 和食の調理(素材の風味を活かす)
– ドリップコーヒーや日本茶(豆本来の香りとさっぱりした味)
– 毎日の水分補給(クセがなく飲みやすい)

硬水が適している用途

– 洋食の煮込み料理(余分なたんぱく質を抜き、肉を柔らかくする)
– パエリアやピラフ(パラパラとした仕上がり)
– ミネラル補給(効率的にカルシウムやマグネシウムを摂取)

pH値から見る水の特性と体への影響

水のpH値は、水の酸性度やアルカリ度を表す重要な指標です。

pH値は0〜14の範囲で表され、7を中立とします。

pH値による水の分類

– **酸性**: pH6.0未満
– **中性**: pH6.0~8.0
– **アルカリ性**: pH8.0超

人間の血液のpH値は約7.35〜7.45で、ややアルカリ性に近い中性です。

ウォーターサーバーの水も中性または弱アルカリ性なので、体液との相性が良いとされています。

pH値が体に与える影響

あまりにも酸性度が高い水を飲むと胃腸の調子を崩すことがあり、逆にアルカリ性が強すぎる水も体内の酸性度バランスに影響を与える可能性があります。

そのため、中性に近い水を選ぶことが大切です。

用途別!失敗しないウォーターサーバーの水の選び方

ウォーターサーバーの水は、使用目的によって最適な種類が異なります。

あなたの生活スタイルに合った水を選びましょう。

赤ちゃんのミルク作りには軟水のRO水が最適

赤ちゃんは胃腸が未発達なため、ミネラル分が多い硬水は消化器官への負担が大きくおすすめできません。

ミネラル分の少ない軟水、特に純度の高いRO水を選ぶようにしましょう。

料理に使うなら用途に応じて使い分け

**和食には軟水**:昆布やかつおのだしを取る際、うま味成分の抽出を妨げません。

**洋食には硬水**:肉の煮込み料理で余分なたんぱく質を「あく」として抜き出し、柔らかく仕上げます。

**お米を炊くなら軟水**:ふっくらと甘みのあるごはんに仕上がります。

飲用メインなら天然水がおすすめ

毎日の水分補給や美味しい水を楽しみたい方には、自然のミネラルが豊富な天然水がおすすめです。

採水地によって異なる味わいを楽しめるのも天然水の魅力ですね。

安全性で選ぶなら製造・貯蔵方法もチェック

ウォーターサーバーで提供される水の品質は、製造・貯蔵方法によって大きく左右されます。

製造方法の種類

**直接採水式**:天然水の採水場所で直接水を汲み上げて供給する方法。採水場所が良質であれば、水の品質が高くなります。

**ボトリング式**:工場で管理された環境で水を処理してボトリングする方法。品質が安定しているのが特徴です。

貯蔵方法の種類

**タンク貯蔵式**:大型タンクに水を貯蔵して直接給水する方法。定期的な洗浄や水の入れ替えが必要です。

**ボトル貯蔵式**:密閉されたボトルに入った水を交換する方法。清潔性を保ちやすいのがメリットです。

主要メーカーの水の特徴を比較してみよう

ウォーターサーバー各社で提供している水の特徴は異なります。

主要メーカーの水の特徴を比較してみましょう。

天然水系メーカー

富士山麓や南アルプスなど、良質な採水地から天然水を提供するメーカーが多く、バナジウムやシリカなどの健康成分を含む水も人気です。

硬度30前後の軟水が中心で、まろやかな味わいが特徴です。

RO水系メーカー

RO膜でろ過した高純度の水に、4種のミネラル(カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム)をバランスよく配合した水を提供。

硬度30mg/L前後の軟水で、まろやかな口当たりと美味しさを実現しています。

ウォーターサーバーの水選びでよくある質問

硬水と軟水、どちらが健康に良いの?

どちらも健康に良い面があります。

硬水はミネラルを効率的に摂取できる一方、軟水は体への負担が少なく、日本人の体質に適しています。

用途や体質に合わせて選ぶことが大切です。

天然水とRO水、どちらが安全?

どちらも厳しい品質管理のもとで製造されており、安全性に大きな差はありません。

RO水は不純物除去率99.9%と非常に高く、天然水は自然の恵みを活かした安全な水です。

赤ちゃんにはどの水が良い?

内臓機能が未発達な赤ちゃんには、ミネラル分の少ない軟水のRO水または軟水の天然水がおすすめです。

硬度60mg/L未満の軟水を選びましょう。

まとめ:あなたに最適なウォーターサーバーの水を見つけよう

ウォーターサーバーの水選びは、種類・成分・用途を総合的に考えることが重要です。

天然水は自然のミネラルが豊富で美味しく、RO水は安全性が高くコストパフォーマンスに優れています。

軟水は日本人の体質に適し、幅広い用途に使えるため、迷ったら軟水を選ぶと失敗が少ないでしょう。

赤ちゃんのミルク作りには軟水のRO水、毎日の美味しい水を楽しみたいなら天然水、コストを抑えたいならRO水がおすすめです。

あなたの生活スタイルと好みに合った水を選んで、快適なウォーターサーバーライフを始めてくださいね。