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ウォーターサーバーの内部洗浄と掃除頻度を徹底解説!箇所別のお手入れ方法で清潔キープ

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ウォーターサーバーの掃除、きちんとできていますか?

毎日使うウォーターサーバーですが、「見た目がきれいだから大丈夫」と思っていませんか。

実は、ウォーターサーバーは定期的に掃除をしないと、給水口や水受け皿に雑菌やカビが繁殖してしまう可能性があるんです。

特に、ウォーターサーバーの水には水道水のような塩素が含まれていないため、雑菌が繁殖しやすい環境になっています。

でも安心してください。

正しい掃除方法と適切な頻度さえ守れば、いつでも清潔で美味しい水を楽しむことができますよ。

この記事では、ウォーターサーバーの掃除頻度や内部洗浄の必要性、そして箇所ごとの具体的な掃除方法について詳しく解説していきます。

ウォーターサーバーに掃除が必要な3つの理由

ウォーターサーバーの掃除がなぜ必要なのか、3つの重要な理由をお伝えします。

塩素が含まれていないため雑菌が繁殖しやすい

ウォーターサーバーで提供される天然水やRO水には、水道水のように塩素が含まれていません。

水道水には微生物の繁殖を防ぐために塩素が添加されていますが、ウォーターサーバーの水は塩素フリーのため、雑菌が繁殖しやすい特徴があります。

一般的に雑菌が好む温度は約10℃から60℃といわれており、この温度帯では雑菌の繁殖スピードが速くなります。

だからこそ、定期的な掃除と衛生管理が欠かせないんです。

給水口が常に外気にさらされている

ウォーターサーバーの給水口は、常に外気にさらされている状態です。

そのため、空気中に漂うホコリやチリ、さらには細菌やウイルスまで付着してしまう可能性があります。

給水口に雑菌が付着したまま水を注ぐと、せっかく品質の高い水でも、注ぐ瞬間に汚れが混ざってしまうことになります。

水が直接触れる給水口は、もっとも清潔に保つべき箇所なんですよ。

本体にもホコリや汚れが蓄積する

ウォーターサーバー本体の前面や背面にも、日々ホコリや汚れが蓄積していきます。

特に背面は普段目が届きにくい場所なので、気づかないうちにホコリがたまっていることが多いんです。

背面にホコリがたまったまま放置すると、電源コンセント部分にも影響し、最悪の場合は火災の原因になる可能性もあります。

水周りだけでなく、本体全体の掃除も大切なポイントです。

ウォーターサーバーの掃除頻度と箇所別の目安

ウォーターサーバーの掃除は、箇所によって推奨される頻度が異なります。

ここでは、各箇所ごとの適切な掃除頻度をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

給水口・水受け皿:週1回以上が理想

給水口と水受け皿は、ウォーターサーバーのなかでもっとも汚れやすく、雑菌が繁殖しやすい箇所です。

週1回以上の掃除が推奨されていますが、可能であれば毎日アルコール除菌スプレーで簡単にケアするだけでも効果がありますよ。

給水口は水が直接出てくる部分なので、綿棒やアルコール除菌シートを使って丁寧に掃除しましょう。

水受け皿は取り外して、中性洗剤とやわらかいスポンジで洗い、しっかりすすいでから乾燥させることが大切です。

ボトル差し込み口:ボトル交換時+週1回

ボトルとウォーターサーバーの接続部分も、定期的な掃除が必要な箇所です。

ボトル交換のタイミングで必ず掃除するようにしましょう。

さらに、水の消費量が少なくボトル交換が月1回程度のご家庭では、週1回のペースでボトル差し込み口を掃除することをおすすめします。

キッチンペーパーやアルコール除菌シートで汚れや水分を丁寧にふき取り、雑菌の侵入を防ぎましょう。

本体前面・側面:月1回程度

ウォーターサーバー本体の前面や側面は、月1回程度を目安に掃除しましょう。

基本的には乾いた布でホコリや汚れをふき取るだけで大丈夫ですが、落ちにくい汚れがある場合は水で濡らした布で拭いてください。

それでも落ちない頑固な汚れには、中性洗剤を含ませた布でこすり洗いし、その後水拭きと乾拭きで仕上げます。

汚れやホコリが気になったら、その都度ふき取る習慣をつけると清潔な状態を保ちやすくなりますよ。

本体背面:半年に1回程度

ウォーターサーバーの背面は、ホコリがたまりやすい箇所です。

半年に1回を目安に、掃除機でホコリを吸い取りましょう。

背面を掃除する際は、必ず電源コンセントを抜いてから作業してください。

感電のリスクを避けるためにも、この手順は絶対に守りましょう。

また、電源コンセントやコード部分も乾いた布でふき取り、ホコリを除去することで火災予防にもつながります。

ウォーターサーバーの箇所別掃除方法

ここからは、各箇所の具体的な掃除方法を詳しく解説していきます。

給水口の掃除方法

給水口の掃除には、清潔なキッチンペーパーやふきん、そしてアルコール除菌スプレーを用意しましょう。

まず、アルコール除菌スプレーを含ませた綿棒やキッチンペーパーで、給水口の入り口を丁寧にふき取ります。

給水口の内部は綿棒や小さいブラシを使って、細かい部分までしっかり汚れを落としましょう。

掃除が終わったら、冷水と温水をそれぞれコップ1杯程度出して、アルコールや汚れを洗い流してください。

温水側を掃除する際は、火傷に十分注意してくださいね。

水受け皿の掃除方法

水受け皿は、ほとんどのウォーターサーバーで簡単に取り外すことができます。

まず水受け皿を取り外したら、中性洗剤とやわらかいスポンジで丁寧に洗いましょう。

水垢や汚れがついている場合は、スポンジで優しくこすり洗いします。

洗い終わったら、しっかりとすすぎ洗いをして、清潔な布で水気をふき取るか、自然乾燥させてから元に戻しましょう。

水受け皿に水が溜まったまま放置すると雑菌が繁殖してしまうので、こまめに掃除することが大切ですよ。

ボトル差し込み口の掃除方法

ボトル差し込み口の掃除は、ボトル交換のタイミングで行うのが効率的です。

空になったボトルを外したら、差し込み口周辺をキッチンペーパーやアルコール除菌シートでふき取りましょう。

差し込み口はくぼんでいるため、ホコリや水分が溜まりやすい構造になっています。

綿棒を使って細かい部分の汚れもしっかり除去し、アルコール除菌スプレーで除菌してから新しいボトルをセットしてください。

差し込み口に水が溜まっている場合は、すぐにふき取って乾燥させることが重要です。

本体外部の掃除方法

本体の前面や側面は、乾いた清潔な布でホコリや汚れをふき取りましょう。

汚れがひどい場合は、水で濡らした布でふき取り、それでも落ちない場合は中性洗剤を使います。

中性洗剤を使った後は、必ず水拭きと乾拭きで洗剤成分を残さないようにしてください。

洗剤成分が残ったままだと、そこに汚れがつきやすくなってしまいますよ。

本体背面の掃除方法

背面を掃除する前に、必ず電源コンセントを抜いてください。

掃除機を使って、背面のフィルター部分やホコリがたまっている箇所を丁寧に吸い取ります。

背面の掃除が終わったら、電源コンセントやコード部分も乾いた布でふき、ホコリを除去しましょう。

電源周りにホコリが溜まると火災の原因になることもあるので、半年に1回は必ず掃除するようにしてくださいね。

ウォーターサーバーの内部洗浄は本当に必要?

ウォーターサーバーの外側は自分で掃除できますが、内部洗浄はどうすればいいのか気になりますよね。

実は、ウォーターサーバーの内部洗浄には2つのタイプがあります。

定期メンテナンスタイプ

定期メンテナンスタイプは、メーカーが定期的に内部洗浄やメンテナンスを行ってくれるタイプです。

メンテナンス方法には、スタッフが自宅に訪問してその場で清掃やチェックを行う「訪問タイプ」と、使用中のサーバーを新しいものに交換してもらう「サーバー交換タイプ」の2種類があります。

メンテナンスの頻度は年1回から2回が一般的で、費用はレンタル料に含まれている場合と別途有料の場合があります。

契約する際に、メンテナンスの頻度や費用について必ず確認しておきましょう。

メンテナンス不要タイプ

メンテナンス不要タイプは、ウォーターサーバー自体に自動クリーン機能が搭載されているタイプです。

主な機能として、熱水循環機能、UV除菌ライト、クリーンエアシステム、ボトル真空構造などがあります。

熱水循環機能は、定期的にサーバー内部に熱水を循環させることで、カビや雑菌の繁殖を抑える仕組みです。

UV除菌ライトは、紫外線を照射して雑菌を消毒する機能になります。

クリーンエアシステムは、外気を取り込む際にフィルターでホコリや雑菌を除去する機能です。

これらの機能があれば、メーカーによる定期的な内部洗浄は基本的に不要になりますよ。

ただし、メンテナンス不要タイプでも、外側の掃除は自分で定期的に行う必要があることを忘れないでくださいね。

ウォーターサーバー掃除の注意点とポイント

ウォーターサーバーを掃除する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。

使用する洗剤について

ウォーターサーバーの掃除には、基本的に中性洗剤を使用しましょう。

中性洗剤は水受け皿や本体外部の頑固な汚れを落とす際に使います。

それ以外の箇所は、水拭きやアルコール除菌スプレーで十分に掃除できますよ。

アルコール除菌スプレーやアルコール除菌シートがあると、掃除と除菌が同時にできるのでとても便利です。

ただし、必ず口に入れても大丈夫な食品用のアルコールを使用してください。

通常時は電源を切らない

ウォーターサーバーの掃除をする際、背面以外は電源を切らないようにしましょう。

電源を入れっぱなしにしておくことで、冷水は10℃以下、温水は80℃から90℃に保たれます。

雑菌が繁殖しやすい温度帯は約10℃から60℃なので、電源を切ってしまうとこの温度帯になり、雑菌が繁殖しやすくなってしまうんです。

電気代が少し気になるかもしれませんが、衛生面を考えると電源は常に入れておく方が安全ですよ。

背面掃除時は必ず電源を抜く

背面を掃除する際は、感電のリスクを避けるために必ず電源コンセントを抜いてください。

濡れた布や除菌シートで掃除している際に、誤って電源部分に触れてしまうと感電する可能性があります。

安全に掃除するためにも、背面掃除の際は必ず電源を抜くことを徹底しましょう。

掃除後の最初の一杯は捨てる

掃除が終わった後、最初のコップ1杯分の水は飲まずに捨てるようにしてください。

掃除の際に使用したアルコールや洗剤成分が水に混ざっている可能性があるためです。

もったいないと感じるかもしれませんが、健康のためにも最初の一杯は捨てることをおすすめします。

ウォーターサーバーを清潔に保つ5つのコツ

定期的な掃除に加えて、日頃から意識するだけでウォーターサーバーをより清潔に保つことができます。

水は消費期限内に使い切る

ウォーターサーバーの水には消費期限が設定されています。

未開封の場合は製造日から半年程度が目安ですが、開封後はできるだけ早めに使い切りましょう。

開封後は外気に触れるため、品質の低下が早くなります。

消費期限を過ぎた水は、味や香りが変わるだけでなく、雑菌が繁殖している可能性もあるので注意してくださいね。

電源は入れっぱなしにする

先ほども触れましたが、ウォーターサーバーの電源は基本的に入れっぱなしにしておきましょう。

電源を入れておくことで、冷水と温水が適切な温度に保たれ、雑菌の繁殖を抑えることができます。

また、自動クリーン機能が搭載されているサーバーは、電源を入れておくことで自動的に内部を清掃してくれますよ。

定期メンテナンスは必ず受ける

定期メンテナンスタイプのウォーターサーバーを使用している場合は、メーカーの定期メンテナンスを必ず受けましょう。

有料の場合もありますが、プロによる内部洗浄と点検を受けることで、安心して使い続けることができます。

自分で掃除できない内部の衛生管理は、プロにお任せすることが一番安全ですよ。

設置場所の環境も整える

ウォーターサーバーだけをきれいにしても、設置している部屋が汚れていては意味がありません。

ウォーターサーバーを設置している部屋は、定期的に掃除機をかけたり換気したりして、清潔な環境を保ちましょう。

部屋全体が清潔であれば、ウォーターサーバーに付着するホコリや汚れも少なくなりますよ。

直射日光を避けて設置する

ウォーターサーバーは、直射日光が当たらない場所に設置しましょう。

直射日光が当たると、ボトル内の水温が上がり、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

また、日光による劣化でサーバー本体にも影響が出る可能性があります。

風通しの良い、日陰の場所に設置することをおすすめしますよ。

まとめ:定期的な掃除で安心・安全な水を楽しみましょう

ウォーターサーバーを清潔に保つためには、定期的な掃除と適切な頻度が欠かせません。

給水口や水受け皿は週1回以上、ボトル差し込み口はボトル交換時と週1回、本体前面は月1回、背面は半年に1回を目安に掃除しましょう。

内部洗浄については、定期メンテナンスタイプとメンテナンス不要タイプがあり、それぞれの特徴を理解して適切に対応することが大切です。

掃除の際は、アルコール除菌スプレーや中性洗剤を活用し、通常時は電源を入れっぱなしにして雑菌の繁殖を抑えましょう。

ウォーターサーバーは毎日使うものだからこそ、面倒に感じても定期的な掃除を習慣化することが重要ですよ。

正しい掃除方法と適切な頻度を守れば、いつでも安心・安全で美味しい水を楽しむことができます。

今日からさっそく、ウォーターサーバーの掃除習慣を始めてみませんか。

あなたとご家族の健康のために、清潔なウォーターサーバーで毎日を過ごしましょう。