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赤ちゃんに買ってはいけないお水とは?硬水NGの理由と安全な選び方を徹底解説!

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赤ちゃんのお水選び、間違えると危険です

赤ちゃんのミルク作りや水分補給に使うお水、どんなものでも大丈夫だと思っていませんか。

実は赤ちゃんに与えてはいけないお水が存在することをご存知でしょうか。

間違ったお水を選んでしまうと、大切な赤ちゃんの健康に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

赤ちゃんは大人と違って内臓機能がまだ未発達です。

そのため、私たち大人が普段飲んでいるお水の中には、赤ちゃんの小さな体に負担をかけてしまうものがあります。

特に注意が必要なのが「硬水」と呼ばれるミネラル分の多いお水ですよ。

この記事では、赤ちゃんに買ってはいけないお水の種類から、安心して与えられるお水の選び方まで、すべてを詳しく解説していきます。

お子さまの健康を守るために、正しい知識を身につけましょう。

赤ちゃんに絶対買ってはいけないお水とは

硬水は赤ちゃんにとって危険なお水です

赤ちゃんに与えてはいけないお水の代表格が「硬水」です。

硬水とは、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが多く含まれているお水のことを指します。

WHO(世界保健機関)の基準では、硬度120mg/L以上のお水を硬水と分類しています。

日本では硬度100mg/L以上を硬水とすることが一般的です。

大人にとってはミネラル補給になる硬水ですが、赤ちゃんの未熟な内臓では処理しきれません。

特に新生児期から生後6ヶ月頃までの赤ちゃんは、消化器官や腎臓の機能が十分に発達していないため、硬水を与えると内臓に大きな負担がかかってしまうのです。

硬度の具体的な基準値を知っておきましょう

お水の硬度は、1リットルあたりに含まれるカルシウムとマグネシウムの量で決まります。

具体的な分類は以下の通りです。

硬度60mg/L未満:軟水

赤ちゃんに最も適したお水です。

ミネラル分が少なく、内臓への負担が最小限に抑えられます。

硬度60〜120mg/L:中硬水

赤ちゃんには避けた方が良いお水です。

ミネラル分がやや多く、継続的に与えると負担になります。

硬度120mg/L以上:硬水

赤ちゃんには絶対に与えてはいけません。

ミネラル過多で下痢や腹痛の原因になります。

特に硬度300mg/L以上の超硬水は、大人でも飲み慣れていないとお腹を壊すことがあるほどです。

赤ちゃんのお水を選ぶ際は、必ずラベルの硬度表示を確認してくださいね。

なぜ赤ちゃんに硬水がNGなのか

赤ちゃんの内臓はまだ未発達です

人間の内臓機能は、2〜3歳頃までかけてゆっくりと発達していきます。

特に消化器官と腎臓の機能は、生まれた時点ではまだ十分に働いていません。

硬水に含まれる豊富なマグネシウムやカルシウムは、この未発達な内臓では適切に処理することができないのです。

大人であれば体内で分解・吸収できるミネラルも、赤ちゃんにとっては「処理しきれない余分な物質」となってしまいます。

その結果、内臓に過度な負担がかかり、様々な健康問題を引き起こす可能性があるのです。

ミネラル過多が引き起こす健康リスク

赤ちゃんに硬水を与え続けると、以下のような健康リスクが生じます。

下痢や腹痛の発症

マグネシウムには便を柔らかくする作用があります。

赤ちゃんの腸では過剰なマグネシウムを分解できず、下痢を引き起こすことがあるのです。

慢性的な下痢は脱水症状につながる危険性もありますよ。

腎臓への過度な負担

過剰なミネラルを排出しようとして、未発達な腎臓に大きな負担がかかります。

長期的に続くと腎機能の発達に悪影響を及ぼす可能性も指摘されています。

ミネラルバランスの崩れ

粉ミルクにはすでに赤ちゃんに必要な適切な量のミネラルが配合されています。

硬水で調乳すると、ミネラルの過剰摂取となり、体内のミネラルバランスが崩れてしまうのです。

このような理由から、赤ちゃんには必ず軟水を選ぶことが大切なのです。

避けるべきお水の種類を詳しく解説

海外のミネラルウォーター

特に注意が必要なのが、ヨーロッパ産のミネラルウォーターです。

ヨーロッパの水は硬水が主流で、硬度が300mg/Lを超える商品も珍しくありません。

例えば、有名なエビアンは硬度約304mg/L、コントレックスに至っては硬度1468mg/Lという超硬水です。

これらは絶対に赤ちゃんに与えてはいけません。

海外旅行や海外在住の方は、現地で購入する際に必ず硬度を確認しましょう。

ハワイの水道水は硬度約40mg/Lの軟水ですが、旅行先では念のためボトル入りの軟水を購入することをおすすめします。

アルカリイオン水は条件付きで使用可能

アルカリイオン水については、商品によって硬度が異なります。

硬度が低い軟水タイプのアルカリイオン水であれば、赤ちゃんのミルク作りや飲用に使用できます。

ただし、必ずラベルで硬度を確認してください。

硬度60mg/L未満であれば問題ありませんが、それ以上の場合は避けた方が安全です。

スーパーで無料配布されているアルカリイオン水も、硬度表示を確認してから使用しましょう。

未殺菌・非加熱のお水

赤ちゃんは免疫力が弱いため、細菌に対する抵抗力がほとんどありません。

そのため、加熱殺菌処理されていないお水は避けるべきです。

井戸水や湧き水をそのまま与えることは絶対にやめてください。

市販のミネラルウォーターでも、「非加熱」と表示されているものは、赤ちゃんには適していません。

必ず「加熱殺菌済み」または「煮沸してから使用」と記載されているものを選びましょう。

炭酸水やフレーバーウォーター

炭酸水は赤ちゃんの胃腸に刺激が強すぎます。

また、フレーバーウォーターには糖分や香料が含まれていることが多く、赤ちゃんには不適切です。

お水はシンプルな「純水」または「軟水のミネラルウォーター」を選んでくださいね。

赤ちゃんに安心して与えられるお水の選び方

硬度60mg/L未満の軟水を選びましょう

赤ちゃんに最適なお水は、硬度60mg/L未満の軟水です。

硬度が低ければ低いほど、赤ちゃんの体への負担は少なくなります。

理想的には硬度30〜40mg/L程度のお水が最も安心ですよ。

日本国内で販売されているミネラルウォーターの多くは軟水ですが、念のため購入前にラベルを確認する習慣をつけましょう。

純水・RO水の利点

赤ちゃん用のお水として特におすすめなのが「純水」や「RO水」です。

純水(ピュアウォーター)とは

不純物やミネラルをほぼ完全に取り除いた、限りなく純粋に近いお水のことです。

ミネラル含有量がゼロに近いため、赤ちゃんの内臓に負担をかけません。

粉ミルクには既に適切な量のミネラルが配合されているため、調乳には純水が最適なのです。

RO水とは

RO膜(逆浸透膜)という特殊なフィルターで不純物を除去したお水です。

0.0001ミクロンという非常に細かい膜を通すことで、ウイルスや細菌、ミネラルまでほぼ完全に除去されます。

スーパーで無料配布されているお水の多くがこのRO水です。

ただし、容器の衛生管理には十分注意してくださいね。

ラベルの見方と確認ポイント

ペットボトルのお水を購入する際は、必ず以下の項目をチェックしましょう。

硬度の表示

「硬度○○mg/L」という表記を探してください。

60mg/L未満であれば赤ちゃんに安心して使えます。

ナトリウム含有量

ナトリウムも摂りすぎは良くありません。

できるだけ含有量の少ないものを選びましょう。

殺菌処理の有無

「加熱殺菌済み」または「無菌充填」と記載されているものを選んでください。

軟水の表示

「軟水」「赤ちゃん用」「調乳用」などの表示があれば、より安心です。

これらの情報は通常、ペットボトルの側面や裏面に小さく印刷されています。

購入前にしっかり確認する習慣をつけましょう。

水道水は赤ちゃんに使える?正しい使い方

日本の水道水は基本的に安全です

日本の水道水は世界的に見ても非常に高い安全基準で管理されています。

そのまま飲める品質ですが、赤ちゃんに与える場合にはいくつかの注意点がありますよ。

水道水には消毒のための「塩素(カルキ)」が含まれており、この塩素が気になる方も多いでしょう。

また、配管の状態によっては微量の不純物が混入する可能性もゼロではありません。

そのため、赤ちゃんに水道水を使用する際は、必ず「煮沸」することが推奨されています。

煮沸は10分以上が基本です

水道水を赤ちゃんに与える際は、以下の手順で煮沸しましょう。

煮沸の正しい手順

やかんや鍋に水道水を入れます。

蓋を開けた状態で強火にかけます。

沸騰したら火を弱めずに、そのまま10分以上沸騰させ続けます。

火を止めて、適温まで冷まします。

蓋を開けたままにすることで、塩素だけでなく「トリハロメタン」という物質も蒸発させることができます。

トリハロメタンは煮沸初期に一時的に増加しますが、10分以上沸騰させることで大幅に減少するのです。

電気ケトルやポットは自動停止してしまうため、10分以上の煮沸には不向きです。

やかんを使うことをおすすめしますよ。

70℃以上での調乳が推奨される理由

WHOや厚生労働省は、粉ミルクを調乳する際に70℃以上のお湯を使うことを推奨しています。

これは粉ミルクの中に、ごく稀に「サカザキ菌」や「サルモネラ菌」が混入している可能性があるためです。

これらの細菌は70℃以上の熱で殺菌できます。

ただし、80℃を超える高温では、ミルクの栄養素が壊れる可能性もあるため、70〜80℃程度が理想的です。

湯冷ましの作り方と保管方法

湯冷ましとは

煮沸したお湯を人肌程度(約40℃)まで冷ましたものを「湯冷まし」と呼びます。

生後1歳頃までは、この湯冷ましで水分補給をさせることが推奨されています。

正しい冷まし方

煮沸後、清潔な容器に移して自然に冷まします。

急いで冷ましたい場合は、容器ごと冷水につけるか、流水にさらします。

このとき、容器内に直接水道水を入れないように注意してください。

保管時の注意点

湯冷ましは作り置きができません。

常温で放置すると雑菌が繁殖する危険性があるため、作ったら早めに使い切りましょう。

どうしても保管したい場合は、冷蔵庫で保管し、24時間以内に使い切ってください。

ただし、調乳のたびに新しく作ることが最も安全ですよ。

おすすめの赤ちゃん用のお水

市販の赤ちゃん用のお水をご紹介します

赤ちゃんに安心して与えられる、おすすめのお水をいくつかご紹介しましょう。

いろはす(コカ・コーラ)

日本の天然水を使用した軟水です。

硬度は採水地によって異なりますが、約27〜40mg/Lと赤ちゃんに最適な範囲です。

加熱殺菌と無菌充填が徹底されているため、煮沸せずにそのまま使えるのが大きな利点ですよ。

コンビニやスーパーで手軽に購入できる点も魅力です。

外出時の調乳用としても便利に使えます。

森永「やさしい赤ちゃんの水」

北アルプスの自然水を精製したピュアウォーターです。

ミネラルをほぼ完全に除去しているため、硬度は限りなくゼロに近い純水となっています。

粉ミルクとの相性が抜群で、ミネラルの過剰摂取の心配がありません。

赤ちゃん専用に開発された商品なので、安心感が違いますよ。

ピジョン「ピュアウォーター」

加熱殺菌処理された純水で、ミネラルをほとんど含みません。

500mlと2Lの2サイズ展開で、用途に応じて使い分けられます。

外出時には500ml、自宅では2Lと使い分けると便利です。

こちらも赤ちゃん専用の商品として、多くのママから信頼されています。

クリクラ・アクアクララなどのRO水ウォーターサーバー

自宅にウォーターサーバーを設置すれば、いつでも安全なお水が使えます。

RO膜でろ過されたお水は、不純物がほぼゼロで赤ちゃんにも安心です。

温水機能付きなら、すぐに調乳用のお湯が用意できて便利ですよ。

ただし、サーバー本体の衛生管理には十分注意してください。

天然水のウォーターサーバーを選ぶ際の注意点

天然水タイプのウォーターサーバーを選ぶ場合は、必ず硬度を確認しましょう。

プレミアムウォーター、コスモウォーター、フレシャスなどの多くは軟水ですが、念のため確認が必要です。

硬度60mg/L未満であれば、赤ちゃんのミルク作りに問題なく使用できます。

また、サーバーの温水温度が70℃以上に設定できるかも確認ポイントですよ。

ミルク作りで注意すべきポイント

調乳温度は70℃以上を保ちましょう

前述の通り、粉ミルクの調乳には70℃以上のお湯を使用することが推奨されています。

これは粉ミルク内の細菌を殺菌するためです。

お湯の温度が低すぎると殺菌効果が得られず、逆に高すぎると栄養素が破壊されてしまいます。

70〜80℃の範囲で調乳するのが理想的ですよ。

冷まし方の注意点

調乳後のミルクは、赤ちゃんが飲みやすい人肌程度(約40℃)まで冷まします。

正しい冷まし方

哺乳瓶ごと流水にさらす方法が最も一般的です。

冷水を入れたボウルに哺乳瓶を浸ける方法も効果的です。

急速に冷ましたい場合は、氷水を使うこともできます。

やってはいけない冷まし方

哺乳瓶の中に直接水道水や冷水を入れることは絶対にやめてください。

せっかく殺菌したミルクが台無しになってしまいます。

また、長時間室温で放置して冷ますのも、雑菌繁殖の原因となるため避けましょう。

調乳したミルクの保存は基本的にNG

調乳したミルクは、作ってから2時間以内に使い切ってください。

2時間を過ぎたミルクは、たとえ冷蔵庫に入れていても廃棄しましょう。

赤ちゃんの口をつけた哺乳瓶は、唾液から雑菌が繁殖するため、特に注意が必要です。

飲み残しは必ず捨てて、次の授乳時には新しく作り直してくださいね。

もったいないと感じるかもしれませんが、赤ちゃんの安全が最優先です。

外出時のミルク作り

外出時の調乳には、以下の方法がおすすめです。

魔法瓶に熱湯を入れて持ち運ぶ

自宅で煮沸したお湯を魔法瓶に入れて持ち歩けば、外出先でも安全に調乳できます。

6時間程度なら70℃以上を保てる魔法瓶を選びましょう。

調乳用のペットボトル水を持参する

「いろはす」などの軟水ペットボトルと、熱湯の入った魔法瓶を併用する方法も便利です。

お湯で粉ミルクを溶かした後、ペットボトル水で適温まで冷ませます。

液体ミルクを活用する

最近では常温保存可能な液体ミルクも販売されています。

調乳の手間がなく、外出時には特に便利ですよ。

よくある質問と回答

赤ちゃんはいつから硬水を飲めますか

一般的に、内臓機能が十分に発達する3歳頃から少しずつ硬水を飲ませることができます。

ただし、いきなり硬度の高いお水を与えるのではなく、徐々に硬度を上げていくことが大切です。

まずは硬度100mg/L程度の中硬水から始めて、様子を見ながら進めましょう。

下痢や腹痛などの症状が出た場合は、すぐに軟水に戻してください。

個人差が大きいため、お子さまの体調をよく観察しながら進めることをおすすめしますよ。

ペットボトルの水はそのまま飲ませられますか

硬度60mg/L未満の軟水で、「加熱殺菌済み」または「無菌充填」と表示されているものであれば、そのまま飲ませることができます。

「いろはす」などはその代表例です。

ただし、生後6ヶ月未満の赤ちゃんには、念のため一度煮沸してから使用することをおすすめします。

また、開封後のペットボトルは雑菌が繁殖しやすいため、開封したらなるべく早く使い切りましょう。

24時間以内に使い切れない場合は廃棄してくださいね。

アルカリイオン水は赤ちゃんに使えますか

アルカリイオン水は、硬度が低い軟水タイプであれば使用できます。

市販のアルカリイオン水の多くは軟水ですが、商品によって異なるため、必ずラベルで硬度を確認してください。

硬度60mg/L未満であれば、ミルク作りにも水分補給にも使用できます。

ただし、pH値が極端に高いアルカリイオン水は避けた方が無難です。

pH7.5〜8.5程度の弱アルカリ性であれば問題ありません。

スーパーで無料配布されているアルカリイオン水を使う場合は、容器の衛生管理に十分注意しましょう。

外出先で硬水しか手に入らない場合はどうすれば良いですか

海外旅行などで硬水しか手に入らない場合は、以下の対応をおすすめします。

短期的な対応

1〜2回程度硬水でミルクを作っても、すぐに重大な健康被害が出ることは稀です。

やむを得ない場合は使用できますが、継続的な使用は避けてください。

長期的な対応

海外在住の場合は、現地で軟水を探すか、RO水を使用しましょう。

日本から赤ちゃん用のペットボトル水を持参するのも一つの方法です。

また、最近では液体ミルクも販売されているため、旅行時には液体ミルクを持参するのが最も確実ですよ。

浄水器を通した水はそのまま使えますか

浄水器を通した水は、塩素やカルキなどの不純物を除去したものです。

そのため、水道水よりも安全性は高くなります。

ただし、生後6ヶ月未満の赤ちゃんには、浄水器を通した後でも一度煮沸してから使用することが推奨されています。

浄水器のフィルターが古くなっていると、逆に雑菌が繁殖している可能性もあるため、定期的なフィルター交換を忘れないでくださいね。

また、浄水器では硬度は変わらないため、もともと硬度の高い地域の水道水は、浄水器を通しても硬水のままです。

ウォーターサーバーの水は煮沸が必要ですか

ウォーターサーバーのお水は、基本的に煮沸する必要はありません。

RO水や天然水タイプのどちらも、既に殺菌処理がされているためです。

ただし、サーバー本体の衛生管理は重要です。

給水口周辺やボトル接続部分は、定期的に清掃しましょう。

また、温水タンクの温度が70℃以上であれば、そのまま調乳に使用できます。

温水温度が70℃未満の場合は、一度沸騰させてから使用してくださいね。

赤ちゃんに水分補給はいつから必要ですか

生後6ヶ月頃までの赤ちゃんは、基本的に母乳またはミルクのみで十分な水分が摂れています。

そのため、追加の水分補給は通常必要ありません。

ただし、真夏の暑い時期や発熱時、下痢の時などは、脱水予防のために湯冷ましを与えることがあります。

離乳食が始まる生後5〜6ヶ月頃からは、食事の際に少量ずつお水を与え始めると良いでしょう。

最初は1日10〜20ml程度から始めて、徐々に量を増やしていきます。

1歳を過ぎると、お水をしっかり飲めるようになりますよ。

赤ちゃんが誤って硬水を飲んでしまった場合はどうすれば良いですか

1回程度硬水を飲んでしまっても、すぐに深刻な健康被害が出ることは稀です。

過度に心配する必要はありませんが、以下の症状に注意してください。

注意すべき症状

下痢や軟便

腹痛で泣き続ける

嘔吐

機嫌が悪い、ぐったりしている

これらの症状が見られた場合は、速やかに小児科を受診しましょう。

症状が出ない場合でも、今後は必ず軟水を使用するようにしてくださいね。

まとめ:赤ちゃんの健康を守るお水選びを

赤ちゃんに買ってはいけないお水について、詳しく解説してきました。

最も重要なポイントは、硬度120mg/L以上の硬水は絶対に避けるということです。

赤ちゃんの未発達な内臓では、過剰なミネラルを処理しきれません。

硬水を与え続けると、下痢や腹痛、内臓への負担など、様々な健康リスクが生じる可能性があるのです。

赤ちゃんに最適なお水は、硬度60mg/L未満の軟水です。

特に純水やRO水は、ミネラル含有量が極めて少ないため、赤ちゃんの体に最も優しいお水と言えますよ。

市販のペットボトル水を購入する際は、必ずラベルで硬度を確認する習慣をつけましょう。

「軟水」「赤ちゃん用」「調乳用」などの表示があれば、より安心です。

水道水を使用する場合は、必ず10分以上煮沸してから使用してください。

調乳時は70℃以上のお湯を使い、細菌をしっかり殺菌することが大切です。

外出時には、「いろはす」などの軟水ペットボトルを持参すると便利ですよ。

赤ちゃんの健康は、日々の小さな積み重ねで守られます。

正しいお水選びは、その大切な一歩なのです。

この記事で学んだ知識を活かして、大切な赤ちゃんに安全で安心なお水を与えてあげましょう。

わからないことがあれば、小児科医や助産師さんに相談することもおすすめしますよ。

赤ちゃんの笑顔と健康のために、今日から正しいお水選びを始めてくださいね。