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RO水とは?天然水との違いやメリット・デメリットを徹底解説!
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RO水とは?基礎知識を分かりやすく解説
RO水という言葉を聞いたことがありますか。
スーパーやスポーツジムで無料提供されていたり、ウォーターサーバーの種類として目にすることも増えていますよね。
でも、「そもそもRO水って何なの」「普通の水と何が違うの」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
RO水とは、逆浸透膜(Reverse Osmosis Membrane)という特殊なフィルターを使って、水道水や河川水などから不純物を徹底的に除去した水のことです。
逆浸透膜は、約0.0001ミクロン(1000万分の1ミリ)という非常に微細な穴がたくさん空いた膜で、水分子はこの穴を通過できますが、それ以外のほとんどの物質は通過できません。
つまり、RO水は限りなく純粋な水に近い状態なんですよ。
一般的な浄水器のフィルターでは除去しきれない、ウイルスや細菌、重金属、放射性物質、環境ホルモンなども、RO膜を通すことで95〜99%除去できると言われています。
このような高い浄水能力から、RO水は「ピュアウォーター」や「純水」とも呼ばれ、飲料水としてだけでなく、医療現場や工業用途など幅広い分野で活用されているんです。
RO水の読み方と名前の由来
RO水は「あーるおーすい」と読みます。
「RO」は「Reverse Osmosis(リバース・オスモーシス)」の頭文字を取ったもので、日本語では「逆浸透」という意味です。
もともと高校の理科で習う「浸透現象」という自然現象がありますよね。
浸透現象とは、濃度の薄い液体から濃い液体へ、水分子が半透膜を通って自然に移動する現象のことです。
RO膜を使った浄水技術は、この浸透現象の逆の原理を応用しています。
つまり、人工的に圧力をかけることで、濃度の濃い方から薄い方へ水分子を無理やり押し出し、不純物を取り除くという仕組みなんですよ。
この技術はもともと、1960年代にアメリカで海水を淡水化するための研究の一環として開発されました。
現在では技術が進化して、家庭用のウォーターサーバーや浄水器にも広く採用されるようになっています。
RO水の製造方法(逆浸透膜のしくみ)
逆浸透膜のフィルタリング技術
RO水を作るには、まず原水(水道水や河川水など)を高圧ポンプで逆浸透膜に通します。
逆浸透膜には0.0001ミクロンという超微細な穴が無数に開いており、水分子(約0.0003ミクロン)はギリギリ通過できますが、それより大きな物質はほとんど通過できません。
この膜を通過した水がRO水となり、通過できなかった不純物は濃縮水として排出される仕組みです。
除去できる物質の種類
RO膜で除去できる主な物質には、次のようなものがあります。
細菌やウイルスなどの微生物、塩素やトリハロメタンなどの化学物質、鉛や水銀などの重金属、放射性物質、環境ホルモン、農薬成分など、実に幅広い不純物を取り除くことができるんです。
一方で、カルシウムやマグネシウム、ナトリウムといったミネラル成分も一緒に除去されてしまうため、RO水は「ミネラルをほとんど含まない水」になります。
そのため、メーカーによっては浄水後に人工的にミネラルを添加して、味わいを調整している製品もありますよ。
原水の種類
RO水の原水には特に制限がなく、水道水、河川水、地下水など、さまざまな水源を使うことができます。
これは、どんな水でもRO膜を通せば不純物が除去され、純度の高い水になるからです。
そのため、水質の不安がある地域でも、RO浄水器があれば安心して飲める水を作ることができるんですよ。
RO水と天然水の違いを徹底比較
ウォーターサーバーを選ぶ際に、RO水と天然水のどちらにするか迷う方も多いのではないでしょうか。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
原水の違い
RO水は水道水や河川水など、比較的手に入りやすい水を原水としています。
一方、天然水は特定の水源(湧水や地下水)から採取された水で、採水地が厳選されているのが特徴です。
製造方法の違い
RO水は逆浸透膜でろ過することで不純物を徹底的に除去します。
天然水は、沈殿やろ過、加熱殺菌などの最低限の処理のみを行い、できるだけ自然の状態を保ちます。
成分の違い
RO水はミネラルも含めて不純物をほぼ完全に除去した水なので、ミネラルはほとんど含まれていません。
天然水は、地層を通る過程で自然に溶け込んだミネラル成分が豊富に含まれており、採水地によってミネラルの種類や量が異なります。
味わいの違い
RO水はミネラルがほとんど含まれていないため、クセや雑味がなく、スッキリとした味わいが特徴です。
天然水は含まれるミネラルによって、まろやかで甘みを感じる味わいになることが多く、飲みごたえがあります。
ただし、人によってはRO水を「物足りない」と感じたり、天然水を「重たい」と感じることもあるので、好みが分かれるところですね。
価格の違い
RO水は原水の採取コストが低く、安価に提供されることが多いです。
天然水は採水地からの輸送費や管理コストがかかるため、RO水に比べると価格は高めになります。
安全性の違い
どちらも食品衛生法や水道法の基準を満たしており、安全性に問題はありません。
RO水は不純物をほぼ完全に除去しているため、有害物質からの影響を受けるリスクは極めて低いと言えます。
天然水は原水の品質に依存しますが、国の安全基準をクリアしているため安心して飲むことができますよ。
RO水のメリット
高い安全性
RO水の最大のメリットは、何と言っても安全性の高さです。
逆浸透膜でろ過することで、一般的な浄水器では除去しきれない有害物質まで取り除くことができます。
そのため、水道水の水質に不安がある地域でも、安心して飲むことができるんですよ。
赤ちゃんのミルク作りに最適
RO水は不純物やミネラルをほとんど含まないため、消化器官が未発達な赤ちゃんのミルク作りにも適しています。
粉ミルクにはすでに必要なミネラルが配合されているので、RO水で調乳すれば栄養バランスを崩すこともありません。
ウォーターサーバーなら温水機能もあるので、ミルク作りがとても楽になりますよ。
素材の味を引き立てる
RO水は雑味やクセがないため、コーヒーや紅茶、お茶などの飲み物を淹れた時に素材本来の風味を楽しめます。
料理に使えば、だしや食材の味を邪魔しないので、繊細な味付けを活かすことができるんです。
カルキ臭がない
水道水に含まれる残留塩素もRO膜で除去されるため、カルキ臭がほとんどしません。
水道水のにおいが苦手な方でも、RO水なら気にせず飲むことができますよ。
生活用水としても便利
RO水は電気ポットに使ってもスケール(水垢)がつきにくく、加湿器に使えばホワイトダストの発生も抑えられます。
拭き掃除に使っても水垢が残りにくいので、生活のさまざまな場面で活躍してくれるんですよ。
比較的低価格
原水に水道水を使用できるため、天然水に比べてコストを抑えられます。
浄水型のウォーターサーバーなら、定額制で使い放題というプランもあるので、家族が多い家庭でも気兼ねなく使えますね。
RO水のデメリットと注意点
ミネラル補給ができない
RO水の大きなデメリットは、ミネラルがほとんど含まれていないことです。
カルシウムやマグネシウムなどの有用なミネラルも一緒に除去されてしまうため、水からのミネラル補給は期待できません。
ただし、ミネラルは食事からも摂取できるので、バランスの良い食生活を心がけていれば問題はないでしょう。
味わいが物足りないと感じることも
ミネラルが含まれていないため、人によっては「味が薄い」「物足りない」と感じることがあります。
天然水のようなコクやまろやかさを求める方には、少し物足りなく感じられるかもしれませんね。
もし味わいが気になる場合は、ミネラルを添加したタイプのRO水を選ぶという方法もありますよ。
長期飲用への懸念点
RO水を長期的に飲み続けることについては、一部の専門家から健康上の懸念が指摘されています。
ミネラルの欠乏によって、体の機能維持が難しくなったり、有害金属の影響を受けやすくなるという指摘もあるんです。
ただし、これらの指摘にはまだ十分な科学的データがそろっていないため、WHOも「推奨・非推奨」の明確な判断は示していません。
かかりつけ医に相談しながら、ご自身の健康状態に合わせて判断することが大切ですよ。
雑菌が繁殖しやすい
RO水は塩素などの殺菌成分も除去されているため、開封後は雑菌が繁殖しやすくなります。
ボトルを開けたら早めに飲み切るようにして、衛生管理には十分注意しましょう。
製造時に排水が出る
RO膜でろ過する過程で、不純物を含んだ濃縮水が排水として出ます。
この排水量は製品によって異なりますが、環境への影響を考えると気になる方もいるかもしれませんね。
RO水が向いている人・向いていない人
RO水が向いている人
赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭では、RO水がとても便利です。
ミルク作りや離乳食作りに安心して使えますし、ウォーターサーバーなら温水機能もあるので時短にもなりますよ。
水道水の水質に不安がある地域にお住まいの方、有害物質をできるだけ避けたい方にもRO水はおすすめです。
コーヒーや紅茶、日本茶などにこだわりたい方、料理で素材の味を引き出したい方にも向いています。
また、コストを抑えて安全な水を使いたい方、水をたくさん使いたい方にもRO水は適していますよ。
RO水が向いていない人
水からミネラルを補給したいと考えている方には、RO水は向いていません。
天然水のようなまろやかな味わいや、飲みごたえを求める方も、RO水では物足りなく感じるかもしれませんね。
また、健康上の懸念から長期飲用を避けたい方や、医師からミネラル摂取を勧められている方は、天然水や他の選択肢を検討した方が良いでしょう。
RO水の活用シーン
飲料水として
そのまま飲んでも、もちろん安心です。
クセがないので、ゴクゴク飲めますし、喉の渇きを潤すのに最適ですよ。
コーヒー・紅茶・お茶
RO水でコーヒーを淹れると、豆本来の香りや味わいをしっかり引き出せます。
紅茶や日本茶も、茶葉の繊細な風味が際立って、いつもと違う味わいが楽しめますよ。
料理・だし作り
和食のだしを取る時にRO水を使うと、昆布やかつお節の旨味がしっかり抽出できます。
煮物やスープなど、素材の味を活かしたい料理にもぴったりですね。
赤ちゃんのミルク・離乳食
前述の通り、赤ちゃんのミルク作りにはRO水が最適です。
離乳食を作る際も、安心して使えますよ。
ペットの飲み水
犬や猫などのペットの飲み水としても、RO水は安心です。
アクアリウムをやっている方は、RO水をベースに必要なミネラルを調整することで、水槽の水質管理がしやすくなりますよ。
家電製品
電気ポット、加湿器、スチームアイロンなどにRO水を使うと、水垢がつきにくく、お手入れが楽になります。
よくある質問(FAQ)
RO水は危険なのですか
RO水が危険だという根拠はありません。
むしろ、不純物を徹底的に除去した安全性の高い水と言えます。
ただし、長期飲用に関しては一部の専門家から懸念が指摘されているため、気になる方は医師に相談してみると良いでしょう。
RO水は毎日飲んでも大丈夫ですか
基本的には問題ありませんが、食事からしっかりミネラルを摂取することが大切です。
バランスの良い食生活を心がけていれば、RO水を毎日飲んでも健康上の問題はないでしょう。
RO水と浄水器の水は違いますか
一般的な浄水器は活性炭フィルターなどを使って塩素やカルキ臭を除去しますが、ウイルスや重金属などは完全には除去できません。
RO水は逆浸透膜でろ過するため、より高い浄水能力を持っています。
RO水は加熱する必要がありますか
RO水はすでに不純物が除去されているため、そのまま飲んでも問題ありません。
ただし、ウォーターサーバーのボトル交換後やメンテナンス後など、雑菌混入のリスクがある場合は念のため加熱しても良いでしょう。
RO水と蒸留水は同じですか
RO水と蒸留水は製造方法が異なります。
RO水は逆浸透膜でろ過して作りますが、蒸留水は水を沸騰させて蒸気を冷やして作ります。
どちらも不純物をほとんど含まない純水に近い水ですが、厳密には別物です。
妊娠中や授乳中でもRO水を飲んで大丈夫ですか
基本的には問題ありませんが、妊娠中や授乳中はミネラルの必要量が増えるため、食事からしっかりミネラルを摂取するようにしましょう。
心配な方は、かかりつけの産婦人科医に相談してみてくださいね。
まとめ
RO水は、逆浸透膜という特殊なフィルターを使って不純物を徹底的に除去した、安全性の高い水です。
天然水とは製造方法や成分が異なり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
RO水の最大のメリットは、ウイルスや重金属などの有害物質を除去できる高い安全性と、赤ちゃんのミルク作りにも使える安心感です。
クセがないので素材の味を活かせますし、価格も比較的リーズナブルですよ。
一方で、ミネラルがほとんど含まれていないため、水からのミネラル補給はできませんし、味わいに物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
長期飲用への懸念点も一部指摘されているので、気になる方は医師に相談しながら利用すると良いでしょう。
大切なのは、ご自身やご家族のライフスタイル、健康状態、好みに合わせて水を選ぶことです。
RO水と天然水、それぞれの特徴を理解した上で、最適な選択をしてくださいね。
毎日飲む水だからこそ、納得して安心できるものを選びましょう。
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