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愛犬の水は「軟水で毎日きれい」に。ウォーターサーバー活用と安全ガイド

愛犬には「軟水×毎日交換」が基本

犬にウォーターサーバーの水を与えるなら、低硬度の軟水を選び、ボウルの水は毎日こまめに交換しましょう。

この二つを守るだけで、日々の水分補給が安全で続けやすくなります。

犬にサーバー水はOK?

軟水・RO水は相性が良い

ウォーターサーバーの水は、軟水やRO水であれば基本的に犬にも与えやすい選択です。

硬度が低いほど飲みやすく、胃腸に負担がかかりにくいのが利点です。

とくにRO水は不純物をしっかり除去したうえで、少量のミネラルを加えて軟水域に整えた製品が多く、日常使いに向きます。

天然水派でも、採水地の硬度が低い銘柄を選べば問題ありません。

硬水・炭酸・フレーバーは避ける

ミネラルが多い硬水は、体質や既往により尿路の負担になる場合があるため日常使いは避けましょう。

炭酸水はガスでお腹に負担をかけやすく、香料や甘味料入りの水は誤摂取の危険があるため与えません。

プール水や海水など、塩素・塩分を含む水も飲ませないのが原則です。

飲水量の目安と与え方

体重×約60〜70mL/日を基準に増減

成犬の一般的な目安は、体重1kgあたり約60〜70mL/日です。

5kgの小型犬ならおよそ300〜350mL、10kgなら600〜700mLを基準に、気温や運動量に応じて増減させます。

ドライフード主体の犬は飲水量が増え、ウェット主体ではやや減ると覚えておきましょう。

暑熱・運動・ドライで増える、異常時は受診

真夏の散歩や激しい運動後は、通常より多めに新鮮な水を用意します。

いつもより極端に飲む、逆にほとんど飲まない、排尿の様子が変わるなどの異変が続く場合は、早めに受診が安心です。

飲水量は「ボウルに入れた量−残量」をメモしておくと、体調管理に役立ちます。

衛生とボウル管理

毎日洗う、素材はステンレスが無難

犬のボウルは毎日洗浄し、しっかり乾かしてから使いましょう。

素材は汚れが落ちやすくバイオフィルムが付きにくいステンレスが扱いやすいです。

食器は二組持ちにして、片方を食洗機や熱めの湯で洗っている間も清潔を保てるようにすると続けやすくなります。

共用ボウルは避ける、置き場所の工夫

公園や店舗の共用ボウルは感染リスクがあるため避け、マイボトルで新鮮な水を携行しましょう。

サーバーの近くに給水ステーションを設けると、家族の導線と一体化して交換の習慣が回ります。

多頭飼育ではボウルを分け、飲水量と衛生の管理をわかりやすくします。

サーバー選びのチェックリスト

水質(硬度と成分表示)

ボトルや公式サイトの硬度(mg/L)を確認し、軟水域の製品を選びましょう。

RO水や低硬度の天然水が候補になります。

常温が出せるか・ロックの有無

冷水が苦手な犬には常温給水が便利です。

誤操作を防ぐチャイルドロックや、いたずら防止の転倒対策も確認します。

衛生機能(UV/加熱クリーン/エアフィルター)

自動クリーン機能やエアフィルター付きは、内部衛生を仕組みで保ちやすくなります。

外装や受け皿は人の台所同様に定期清掃を続けましょう。

いたずら防止と設置

コードを噛む癖がある犬は配線カバーで保護し、走り回る子は動線を避けて設置します。

卓上型や下置きボトル型は交換のしやすさと安定性の両面で有利です。

シーン別の使い方

夏の暑熱・散歩後

帰宅直後に常温の新鮮な水をすぐ出せるよう、サーバー横にステンレスボウルを常備します。

氷は入れ過ぎず、飲みやすい温度を意識しましょう。

フードと一緒に

ドライフード派は食前・食後に一口ずつ水を促すと総飲水量を確保しやすいです。

薬を飲ませる日は、香りの強い食べ物でごまかさず、水と分けて与える手順を固定すると失敗が減ります。

外出・災害にも備える

散歩バッグに携帯ボトルを入れ、共用ボウルは避けます。

停電時はサーバーから常温で取り出せるか、コックや手動ポンプの有無を事前に確認しておきましょう。

よくある質問

Q: 炭酸水は与えても大丈夫?

炭酸の刺激は胃腸の負担になりやすく、日常的な給水としては不向きです。

香料や甘味料入りの飲料も誤摂取の危険があるため与えないでください。

Q: プールの水や海水を飲んでしまったら?

少量でも体調を崩すことがあるため、飲ませないのが原則です。

遊泳時は真水を持参し、口にした場合は様子を観察して不調が出たら受診しましょう。

Q: 水道水とサーバー水、どっちが良い?

地域の基準を満たす水道水は一般に安全ですが、においが苦手で飲水量が落ちる犬もいます。

その場合は軟水のサーバー水に切り替え、飲む量が増える方を優先すると実用的です。

Q: 尿路結石の既往がある子は?

再発予防の基本は「薄い尿=十分な水分」です。

硬水は避け、軟水でこまめに交換しながら総飲水量をしっかり確保しましょう。

個別の食事設計は必ず主治医に相談してください。

Q: サーバーの水を嫌がる時のコツは?

常温にして香りの強い直前フードと混ぜない、ボウルを清潔に保つ、置き場所を静かな位置に変えるなどを試します。

それでも飲まない場合は、銘柄の硬度や味の違いを小容量で試してみましょう。

まとめ

結論は「軟水のサーバー水を、毎日きれいなボウルでこまめに交換する」です。

体重あたりの目安を基準に、暑さや運動で必要量を増やし、共用ボウルや炭酸・海水は避けましょう。

常温給水やロック、衛生機能など“続けやすい仕組み”のサーバーを選べば、家族も愛犬も無理なく水分補給が習慣になります。

迷ったらまず1週間、軟水で運用して飲み方と体調の変化を観察してみてください。