

実は“2台持ち”が賢い!ウォーターサーバー複数導入のメリットと正解配置
複数台にする理由
家族の動線と作業の場所に合わせて水がすぐ取れると、飲む量も家事効率も上がります。
在宅ワークの部屋や夜間に過ごす寝室、二世帯の世帯間など“距離”があるなら、ウォーターサーバーの複数設置は現実的な解です。
もうひとつの理由は防災です。
1台をレバー式やコック式にしておけば、停電時でも常温の水を取り出せる“生命線”になります。
停電・災害時の強さは“方式”で決まる
レバー式/コック式が停電に強い
サーバーの出水方式は大きく分けて手動(レバー・コック)と電動(ボタン)です。
停電でも出せるのは手動式。
複数台のうち最低1台は手動式にしておくと、電気が止まっても家族の飲み水を確保できます。
電動式は日常の使い勝手が良い反面、停電時は使えない機種が多い点を覚えておきましょう。
備蓄量の現実:1人3L×7日を目安に
飲用+簡単な調理で、1人あたり1日3Lが最低ラインです。
最低3日分で9L、可能なら7日分=21L/人を家族人数で確保します。
2台運用なら、リビングの開封ボトルを“日常用”、個室や廊下の未開封ボトルを“備蓄用”に回すローリングストックが回しやすくなります。
設置の最適解:階別・部屋別・家事動線
下置きボトルで交換ラクに
重たいボトルを持ち上げずに交換できる下置きタイプは、階段の昇り降りや腰への負担が軽くなります。
1階は下置きで“家族全員のメイン機”、2階や仕事部屋は軽量ボトルや小容量の上置き・卓上で“サブ機”にするなど、体への負担と交換頻度を分散させましょう。
卓上・浄水型は「小回りの効くサブ機」
個室や勉強部屋には、卓上や浄水型の小型サーバーが便利です。
水道水を注ぐ浄水型ならボトル在庫が不要。
深夜の作業や受験勉強でも、部屋から出ずに冷温水が使えます。
“使い分け”で味と家事が整う
出汁・緑茶は軟水寄り
昆布だしや煮物、緑茶は軟水でうま味や香りが素直に出やすく、濁りも抑えられます。
料理用のサーバーは軟水の天然水やミネラル添加ROなど、低硬度寄りを基準にすると失敗が少なくなります。
コーヒーは推奨硬度レンジで
コーヒーは硬度が低すぎると平板、高すぎると過抽出のもとになります。
コーヒー用に硬度レンジを満たす水をもう1台で用意する、あるいは同じサーバーでも銘柄を切り替えて“朝はコーヒー、水出しやだしは軟水”といった使い分けが有効です。
費用と電気、よくある落とし穴
2台にすれば水代・サーバー代・電気代は当然増えます。
ただ、サブ機を浄水型や卓上にする、メイン機を省エネモードで運用する、注文ノルマのないプランを選ぶなどで“増やし方の最適化”は可能です。
置き場所は通行の邪魔にならず、直射日光と熱源を避け、コンセントの許容量を確認しましょう。
導入ステップ:2週間で最適配置を決める
1. 目的を決める
“停電対策を兼ねる”“2階の夜間用”“料理とコーヒーを分ける”など、複数化の目的を言語化します。
最低1台は手動式にする方針を先に決めておくと迷いません。
2. 仮置きで動線をテスト
段ボールで“仮の設置枠”を作り、1週間歩いてみます。
扉や引き出しの開閉、ペットや子どもの導線、掃除のしやすさをチェック。
3. 水種と方式を配分
料理寄りの場所は軟水寄り。
コーヒーや紅茶のコーナーは推奨硬度レンジ寄り。
1階は下置き、2階や個室は卓上・浄水型など、交換負担と在庫の回しやすさで決めましょう。
4. 防災運用を仕組みに
未開封ボトルは“常に家族分×7日”を基準に。
古い順に使って新しいボトルを備蓄に回すローリングストックを、月1回の家事ルーティンに組み込みます。
よくある質問
Q: 電動ボタン式でも停電時に使えますか?
多くは不可です。
複数台にするなら、最低1台はレバー式またはコック式にしましょう。
Q: 2台目はどの部屋が正解?
夜に長く過ごす寝室やワークスペース、二世帯なら各世帯の共用スペースが実用的です。
階段移動を減らす場所を優先します。
Q: 下置きタイプのデメリットは?
停電時に使えない機種があることと、内部ポンプの作動音が気になる場合があることです。
停電対策は“手動式のもう1台”で補いましょう。
Q: 水の注文ノルマはどう回す?
メイン機に注文ノルマのあるプラン、サブ機は浄水型やノルマ無しで組み合わせると調整しやすいです。
備蓄を含めて“週ごとの消費量→月次の注文量”で逆算します。
Q: 料理用と飲用で水を分ける意味は?
和食や緑茶は軟水寄りが向き、コーヒーは推奨硬度レンジがあるからです。
味の再現性と満足度が上がります。
まとめ
結論は「目的ごとに2台を配分するだけで、防災と日常が同時に強くなる」です。
最低1台はレバー/コック式で停電に備え、1人3L×7日を“家の標準”にします。
設置は階別・部屋別で動線を短くし、下置きや卓上・浄水型を組み合わせて交換負担と在庫を最適化。
味は“軟水で料理、推奨硬度でコーヒー”の使い分けでブレない毎日に。
複数台運用は、暮らしの安心と快適さを同時に底上げする賢い選択です。