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ウォーターサーバーの結露は故障じゃない!原因と今すぐできる対処法を徹底解説
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ウォーターサーバーに水滴が!これって結露?それとも故障?
ウォーターサーバーを使っていて、本体の表面や給水タンクの周りに水滴がついているのを見つけたことはありませんか。
「あれ?どこから水が出てるの?」「もしかして故障?」と不安になってしまう方も多いでしょう。
でも、ご安心ください。
ウォーターサーバーに水滴がつく現象のほとんどは「結露」という自然現象なんですよ。
結露はウォーターサーバーの故障や不具合ではなく、冷水タンクと室温の温度差によって発生する、いわば「自然の仕組み」です。
冷たいグラスに水滴がつくのと同じ原理ですね。
この記事では、ウォーターサーバーの結露について、原因から対処法、予防策まで徹底的に解説していきます。
結露と故障の見分け方もお伝えしますので、今まさに「水が溜まって困っている」という方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ウォーターサーバーで結露が起きる3つの主な原因
ウォーターサーバーに結露が発生するのには、いくつかの明確な理由があります。
ここでは代表的な3つの原因を詳しく見ていきましょう。
原因1:冷水タンクと室温の温度差
ウォーターサーバーの最も一般的な結露の原因が、この温度差です。
サーバー内部には冷水を保つための冷却タンクがあり、常に5〜10℃程度の低温を維持しています。
一方、お部屋の室温は通常20〜25℃程度ですよね。
この温度差が大きければ大きいほど、結露は発生しやすくなるんですよ。
特に夏場のエアコンをつけていない部屋や、冬場の暖房がよく効いた部屋では、内部の冷たいタンクと外気の温度差が15℃以上になることもあります。
この温度差によって、サーバー表面や給水タンクの周辺に水滴が発生してしまうのです。
原因2:湿度が高い環境での使用
結露の発生には、温度差だけでなく「湿度」も大きく関係しています。
湿度が70%を超えると、結露の発生リスクは急激に高まることが分かっています。
梅雨の時期や、洗濯物を部屋干ししている時期には特に注意が必要ですよ。
また、キッチンや洗面所の近くなど、もともと湿気の多い場所にウォーターサーバーを設置している場合も、結露が起きやすくなります。
室内の湿度が高い状態で、冷たいサーバー表面に空気中の水分が触れることで、どんどん水滴がついていってしまうんですね。
冬場も、実は結露が発生しやすい季節です。
暖房で部屋を暖めると、窓ガラスに結露がつくのと同じ原理で、ウォーターサーバーにも結露が発生するんですよ。
原因3:風通しが悪い場所への設置
ウォーターサーバーの設置場所も、結露発生に大きく影響します。
壁際にぴったりと設置していたり、家具に囲まれた狭いスペースに置いていたりすると、空気の流れが悪くなってしまいます。
風通しが悪いと、サーバー周辺に湿気がこもりやすくなり、結露が発生しやすい環境を作ってしまうんですね。
さらに、直射日光が当たる場所も要注意です。
日光で外側が温められる一方、内部のタンクは冷たいままなので、温度差が激しくなって結露しやすくなります。
ウォーターサーバーは、壁から10cm以上離して、風通しの良い場所に設置するのが理想的ですよ。
結露と故障の見分け方を知っておこう
「水が溜まっている」と気づいた時、それが単なる結露なのか、それとも故障なのか、正しく見分けることが大切です。
ここでは、結露と故障を見分けるポイントをお伝えします。
結露の場合の特徴
結露による水滴には、いくつかの特徴があります。
まず、水滴がついている場所です。
結露の場合は、サーバー本体の表面、給水タンクの外側、給水タンクとサーバーの接続部分など、外側に水滴がつきます。
水滴の量も、そこまで多くありません。
拭き取ってしばらく様子を見ると、また少しずつ水滴がつく程度です。
また、結露は特定の環境条件(湿度が高い日、温度差が大きい日)で発生しやすいという特徴もありますよ。
「今日は特に湿気が多いな」という日に水滴が増えるようなら、結露の可能性が高いでしょう。
故障の可能性がある場合の症状
一方で、以下のような症状が見られる場合は、故障の可能性があります。
給水タンクや本体にヒビや亀裂が入っている場合は、そこから水が漏れている可能性がありますね。
出水口からポタポタと水が垂れ続ける場合も、パーツの緩みや破損が考えられます。
床に大量の水が溜まっている場合や、拭き取ってもすぐに大量の水が溜まる場合も要注意です。
また、給水していないのにタンク内の水が減っていく、受け皿に大量の水が溜まり続けるといった症状も、故障のサインですよ。
このような症状が見られたら、すぐにメーカーのサポートセンターに連絡しましょう。
無理に使い続けると、床が水浸しになってしまったり、電気系統にトラブルが起きたりする可能性もあります。
出水口から水が垂れる場合のチェックポイント
出水口から水がポタポタ垂れる症状は、実は故障ではなく、パーツの取り付けが緩んでいるだけのケースも多いんですよ。
出水口にあるシルバーのコックキャップを一度外して、もう一度しっかりと取り付け直してみましょう。
右に回すと外れ、左に回すとしっかり固定されます。
「カチッ」と音がするまでしっかり回してくださいね。
これだけで水漏れが止まることも多いので、まずは試してみる価値がありますよ。
結露が発生した時の正しい対処法
結露だと分かったら、慌てる必要はありません。
適切に対処すれば、水質や味に影響を与えることなく、安心して使い続けることができますよ。
基本の拭き取り方法
結露による水滴を見つけたら、まずは清潔な乾いたタオルや布で丁寧に拭き取りましょう。
給水タンクの外側、サーバー本体の表面、給水タンクとサーバーの接続部分など、水滴がついている箇所をすべて拭き取ってください。
このとき、給水タンクを一度外して拭くと、より丁寧にお手入れできますよ。
タンクを外した後は、本体側の接続部分もしっかり拭き取りましょう。
ここにホコリやゴミが入らないよう、素早く作業するのがポイントですね。
拭き取りが終わったら、タンクのフタがしっかり閉まっているかも確認してください。
フタが完全に閉まっていないと、そこから水が漏れ出て、結露と勘違いしてしまうこともあるんですよ。
「カチッ」と音がするまで、しっかり押し込みましょう。
定期的なお手入れで結露を防ぐ
結露は一度拭き取っても、環境が変わらなければまた発生します。
そのため、定期的なお手入れを習慣化することが大切ですよ。
週に1回程度、サーバー全体を確認して、水滴がついていないかチェックする習慣をつけましょう。
特に梅雨時期や冬場の暖房シーズンには、2〜3日に1回のペースで確認するのがおすすめです。
給水タンクは2〜3日に1回のペースで外して洗うと、より衛生的に使えます。
中性洗剤をつけた柔らかいスポンジで洗い、よくすすいでから、外側の水滴をしっかり拭き取ってくださいね。
本体に戻す前に、本体側の接続部分も除菌シートなどで拭いておくと、カビの予防にもなりますよ。
受け皿に溜まった水の処理
ウォーターサーバーの受け皿に水が溜まっているのを見つけたら、こまめに捨てましょう。
受け皿は本体から取り外せるタイプが多いので、外して中性洗剤で洗い、よく乾かしてから戻すのがベストです。
受け皿に水が溜まったまま放置すると、そこからカビが発生する原因にもなってしまいます。
「少しだけだから」と油断せず、こまめにチェックして清潔を保ちましょうね。
結露を防ぐための予防策5選
結露が発生しにくい環境を作ることで、日々のお手入れもぐっと楽になります。
ここでは、結露を防ぐための具体的な予防策をご紹介しますよ。
予防策1:設置場所を見直す
まず見直したいのが、ウォーターサーバーの設置場所です。
風通しの良い場所に設置することで、サーバー周辺の湿気を逃がし、結露の発生を抑えることができますよ。
壁から最低でも10cm以上離して設置しましょう。
家具に囲まれた狭いスペースや、部屋の隅っこよりも、リビングの中央寄りなど、空気の流れがある場所がおすすめです。
また、直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所も避けてくださいね。
極端な温度変化は、結露を引き起こしやすくなります。
予防策2:湿度の高い場所を避ける
キッチンや洗面所の近く、浴室の近くなど、もともと湿度が高くなりやすい場所への設置は避けましょう。
どうしてもその場所に置きたい場合は、除湿器を併用したり、こまめに換気したりして、湿度を下げる工夫をしてくださいね。
湿度計を近くに置いて、室内の湿度を60%以下に保つよう意識すると、結露の発生をかなり抑えられますよ。
梅雨時期には特に、除湿器やエアコンの除湿機能を活用しましょう。
予防策3:室内の温度差を小さくする
夏場のエアコンや冬場の暖房を使う時は、サーバー周辺だけが極端に暑くなったり寒くなったりしないよう注意しましょう。
サーキュレーターを使って部屋の空気を循環させると、温度のムラが少なくなり、結露の予防につながります。
また、冬場は加湿器の近くにウォーターサーバーを置かないことも大切ですよ。
加湿器の蒸気がサーバーに直接当たると、結露が発生しやすくなってしまいます。
予防策4:こまめな換気を心がける
部屋の換気は、結露予防の基本中の基本です。
1日に2〜3回、窓を開けて空気を入れ替えることで、室内の湿気を外に逃がすことができますよ。
特に料理をした後、洗濯物を室内干しした後、入浴後などは、湿度が上がりやすいタイミングです。
このタイミングでしっかり換気すると効果的ですね。
換気扇を回すだけでも、ある程度の効果がありますよ。
予防策5:電源は入れたままにする
「電気代を節約したいから」と、ウォーターサーバーの電源を切ってしまう方もいるかもしれません。
でも実は、電源を切ると結露だけでなく、雑菌の繁殖リスクも高まってしまうんですよ。
ウォーターサーバーは、適切な温度を保つことで、水の品質を維持しています。
電源を入れたままにしておくことで、温度管理がしっかり行われ、結果的に結露も起きにくくなります。
長期間留守にする場合を除いて、基本的には電源を入れたままにしておきましょうね。
結露とカビの関係性を理解しよう
結露とカビには、実は深い関係があります。
ここでは、結露がカビ発生につながるメカニズムと、その対策についてお伝えしますよ。
結露がカビを招くメカニズム
カビが繁殖するには、3つの条件が必要です。
それは「温度(20〜30℃)」「湿度(70%以上)」「栄養(ホコリや水垢など)」です。
結露によって水分が常にある状態は、まさにカビにとって理想的な環境なんですね。
特に、結露した水滴を放置していると、その周辺にホコリが付着して、カビの栄養源になってしまいます。
また、ウォーターサーバーの水は塩素が含まれていないため、雑菌が繁殖しやすいという特徴もありますよ。
結露による湿気とホコリが組み合わさると、カビが発生しやすい環境が整ってしまうのです。
カビを防ぐための対策
カビを防ぐためには、結露の水滴をこまめに拭き取ることが何より大切です。
「少しだけだから」と放置せず、見つけたらすぐに拭き取る習慣をつけましょうね。
また、ウォーターサーバー周辺のホコリもこまめに掃除してください。
本体の背面や底面には特にホコリが溜まりやすいので、月に1回程度は掃除機でホコリを吸い取り、水拭きしてくださいね。
出水口や給水タンクの接続部分は、週に1回程度、除菌シートやアルコール除菌スプレーでお手入れすると効果的ですよ。
最近では、UV除菌機能が搭載されたウォーターサーバーも増えています。
衛生面が気になる方は、こういった機能がついた機種を選ぶのも良い選択肢ですね。
季節別の結露対策ポイント
結露は季節によって発生しやすさが変わります。
季節ごとの特徴を知って、適切な対策をとりましょう。
梅雨時期(6〜7月)の対策
梅雨は1年で最も結露が発生しやすい時期です。
湿度が80〜90%になることも珍しくないため、除湿対策が必須ですよ。
エアコンの除湿機能や除湿器を積極的に活用して、室内の湿度を60%以下に保ちましょう。
また、この時期は特にこまめな拭き取りが重要です。
毎日チェックする習慣をつけると安心ですね。
夏場(7〜9月)の対策
夏場は室温が高くなるため、冷水タンクとの温度差が大きくなります。
エアコンをつけていない部屋では、特に結露が発生しやすくなりますよ。
換気をこまめに行い、風通しを良くすることを心がけましょう。
また、直射日光が当たる場所に置いている場合は、カーテンやブラインドで日差しを遮ることも効果的です。
冬場(12〜2月)の対策
冬場は暖房によって室温と外気温の差が大きくなり、窓ガラスだけでなくウォーターサーバーにも結露が発生しやすくなります。
暖房の温度設定を上げすぎないこと、加湿器を使いすぎないことがポイントですよ。
また、暖房の風がウォーターサーバーに直接当たらないよう、設置場所を調整してくださいね。
こまめな換気も忘れずに行いましょう。
よくある質問(Q&A)
ウォーターサーバーの結露について、よくいただく質問をまとめました。
結露した水は飲んでも大丈夫?
結露した水は、サーバー外部についた水滴なので、飲まない方が良いでしょう。
ホコリなどが混ざっている可能性もあります。
ただし、結露自体が発生しても、サーバー内部の水の品質には影響ありませんので、ご安心くださいね。
結露は故障のサイン?
いいえ、結露のほとんどは自然現象であり、故障ではありません。
温度差や湿度によって発生する正常な現象ですよ。
ただし、大量の水が溜まる、本体にヒビがある、拭いてもすぐ大量の水が出るといった場合は故障の可能性がありますので、メーカーに連絡しましょう。
結露を完全になくすことはできる?
環境によっては完全になくすことは難しいですが、設置場所の工夫や湿度管理によって、かなり減らすことは可能です。
風通しの良い場所に設置し、室内の湿度を60%以下に保つことを心がけてくださいね。
毎日拭き取る必要がある?
環境によって異なりますが、結露が頻繁に発生する場合は、2〜3日に1回のペースでチェックして拭き取ると良いでしょう。
梅雨時期や湿度が高い日は、毎日チェックするのがおすすめですよ。
メーカーに問い合わせるべきタイミングは?
以下のような症状が見られたら、メーカーのサポートセンターに連絡しましょう。
給水タンクや本体にヒビや亀裂がある、出水口から水が止まらない、床に大量の水が溜まる、拭き取ってもすぐに大量の水が溜まる、といった場合です。
無理に使い続けず、早めに相談してくださいね。
まとめ:結露は怖くない!正しく対処して快適なウォーターサーバー生活を
ウォーターサーバーの結露について、原因から対処法、予防策まで詳しくお伝えしてきました。
結露のほとんどは故障ではなく、温度差や湿度によって起きる自然現象です。
慌てる必要はありませんよ。
大切なのは、結露を見つけたらこまめに拭き取ること、そして結露が発生しにくい環境を整えることです。
風通しの良い場所に設置して、室内の湿度を60%以下に保ち、定期的なお手入れを習慣化しましょうね。
これらを実践するだけで、結露の発生はぐっと減らせます。
もし「拭いてもすぐに大量の水が溜まる」「本体にヒビがある」といった症状があれば、それは故障のサインかもしれません。
その場合は、すぐにメーカーのサポートセンターに連絡してください。
適切な対応をすれば、ウォーターサーバーは長く安心して使える便利な家電です。
結露を正しく理解して対処すれば、毎日おいしいお水を楽しめますよ。
この記事があなたのウォーターサーバーライフを、より快適にするお手伝いができれば嬉しいです。
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