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水をたくさん飲むデメリットとは?水中毒の危険性と適切な水分補給の方法を徹底解説

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「水は1日2リットル飲むべき」は本当?水の飲みすぎが招く危険性

「健康のために水をたくさん飲みましょう」「1日2リットルの水分補給が理想的」──このようなフレーズを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

たしかに、水分補給は私たちの体にとって欠かせないものです。

しかし、「水は飲めば飲むほど体に良い」という考えは、実は大きな誤解なのです。

水分を摂りすぎることで、体に深刻なダメージを与える可能性があることをご存知でしょうか。

実際に海外では、水の飲みすぎによって命を落とした事例も報告されています。

この記事では、水をたくさん飲むことのデメリットや、水中毒という危険な病態について詳しく解説していきます。

また、あなたに本当に必要な水分量の見極め方や、安全で効果的な水分補給の方法もご紹介しますよ。

水をたくさん飲むことで起こる5つのデメリット

水分補給は大切ですが、過剰な摂取は体に様々な悪影響を及ぼします。

ここでは、水を飲みすぎることで起こる具体的なデメリットを見ていきましょう。

水中毒(低ナトリウム血症)のリスク

水の飲みすぎによる最も深刻なデメリットが「水中毒」です。

水中毒とは、短時間に大量の水を摂取することで血液中のナトリウム濃度が薄まり、体内の電解質バランスが崩れる病態を指します。

医学的には「低ナトリウム血症」と呼ばれ、血中ナトリウム濃度が135mEq/L以下になった状態を指しますよ。

実際にアメリカでは、水飲みコンテストに参加した28歳の女性が3時間で約6リットルの水を摂取し、水中毒によって亡くなった事例が報告されています。

また、日本国内でも64歳の女性が1日に30〜40杯の水を飲み続け、急性水中毒により死亡したケースがあるのです。

ナトリウムは血液や細胞の体液バランスを調節したり、神経伝達に重要な役割を果たしているため、濃度が急激に低下すると命に関わる症状が現れることもあります。

体のむくみと体重増加

水分を摂りすぎると、体内に余分な水分が滞留してむくみが生じます。

腎臓の水分処理能力には限界があり、処理しきれなかった水分は体内に留まってしまうのです。

むくむのは皮膚だけではありません。

実は脳や心臓、肺などの臓器もむくんでしまう可能性があるんですよ。

脳がむくむと思考能力の低下や頭痛、眠気に襲われることがあります。

また、心臓や肺がむくむことで呼吸困難などの深刻な症状を引き起こし、命に関わる病気につながる危険性もあるのです。

さらに、過剰な水分摂取は血管を流れる血液量を増加させ、血圧を上昇させることもあります。

体重も右肩上がりに増加し、水太りの原因となることもあるでしょう。

頭痛・めまい・吐き気などの不快症状

水の飲みすぎによる低ナトリウム血症が進行すると、様々な不快症状が現れます。

初期症状としては、軽い頭痛や吐き気、胃の不快感などが挙げられますよ。

これは体内のナトリウム濃度が下がり、脳に十分な酸素や栄養素が運ばれなくなることで起こります。

症状が進行すると、めまいや立ちくらみ、方向感覚の喪失、混乱といった精神状態の変化が見られることもあるのです。

さらに重症化すると、嘔吐や錯乱、痙攣、意識障害、呼吸困難などの深刻な症状へと発展する可能性があります。

このような症状が現れたら、すぐに医療機関を受診する必要がありますよ。

腎臓への過度な負担

水分の処理を担う腎臓にとって、過剰な水分摂取は大きな負担となります。

腎臓は血液をろ過し、余分な水分や老廃物を尿として排出する重要な臓器です。

成人の腎臓における尿の処理能力は1分間に約16ml、つまり1時間で約960ml(約1リットル)とされています。

1時間以内に1リットル以上の真水を飲むと、腎臓の処理能力を超えてしまい、体内に不要な水分が滞留したままになってしまうのです。

慢性的に水分を摂りすぎると、腎臓のろ過機能に過剰な負担がかかり続けることになります。

もともと腎機能に問題がある方の場合は、さらに状態が悪化する恐れもあるため注意が必要ですよ。

疲労感・だるさ・集中力の低下

水分の摂りすぎは、体の疲労感やだるさにもつながります。

塩分が含まれていない水を過剰に摂取すると、体液が薄まってしまい、脱水状態と同じような症状が現れることがあるのです。

血液中のナトリウム濃度が低下すると、脳に十分な酸素や栄養素が届かなくなります。

その結果、集中力が低下したり、ぼーっとしたり、立ちくらみが起こったりするんですよ。

また、筋肉に十分な水分やミネラルが行き渡らなくなると、力が入らなくなったり、こむら返り(筋肉の痙攣)が起こったりすることもあります。

仕事や勉強でパフォーマンスを発揮したいときこそ、適切な水分バランスを保つことが重要なのです。

こんな症状があったら要注意!水中毒の進行段階

水中毒の症状は、水分の摂取量や個人の体質によって段階的に進行します。

ここでは、症状の進行段階を詳しく見ていきましょう。

軽度の症状

水中毒の初期段階では、比較的軽い症状が現れます。

軽い疲労感や倦怠感を感じることがあるでしょう。

また、軽度の頭痛や吐き気、胃の不快感なども初期症状として挙げられますよ。

頻尿になったり、体がむくんだりすることもあります。

この段階では、水分摂取を控えることで症状が改善することが多いです。

中程度の症状

症状が進行すると、より明確な不調が現れてきます。

嘔吐や下痢といった消化器症状が見られることがあるでしょう。

また、混乱や方向感覚の喪失など、精神状態に変化が現れることもありますよ。

体のむくみが顕著になり、体重が急激に増加することもあるのです。

この段階になると、単に水分摂取を控えるだけでなく、医療機関での適切な処置が必要になることもあります。

重度の症状

水中毒が重症化すると、生命に関わる危険な状態になります。

痙攣や意識障害、昏睡状態に陥ることがあるんですよ。

呼吸困難が生じ、最悪の場合は死に至る可能性もあるのです。

特に血中ナトリウム濃度が急激に低下した場合、脳がむくんで頭蓋内圧が上昇し、重篤な脳障害を引き起こすことがあります。

このような症状が現れた場合は、直ちに救急車を呼び、専門的な治療を受ける必要がありますよ。

あなたに本当に必要な水分量はどれくらい?

「1日2リットルの水を飲むべき」という情報をよく耳にしますが、実はこれは誰にでも当てはまるわけではありません。

必要な水分量は、体格や年齢、活動量によって個人差があるのです。

体重別の水分摂取量の計算方法

自分に必要な水分量を知るための計算式をご紹介します。

医療現場で点滴量を決める際に使われる「4-2-1ルール」という方法がありますよ。

この計算式では、体重をベースに1時間あたりの必要水分量を算出します。

【1時間に必要な水分量の計算方法】
最初の10kg:10kg × 4ml = 40ml
次の10kg:10kg × 2ml = 20ml
残りの体重:残りのkg数 × 1ml

例えば体重50kgの人の場合、40ml + 20ml + 30ml = 90mlが1時間に必要な水分量となります。

これを24時間分に換算すると、90ml × 24 = 2,160ml(約2.16リットル)となるのです。

ただし、この数値は食事で摂れる水分量も含んだものですよ。

一般的に、1日3食の食事から約1リットルの水分を摂取できると言われています。

したがって、純粋に飲み物から摂取すべき水分量は、計算値の約半分、つまり体重50kgの人なら約1リットルが目安となるでしょう。

年齢や活動量による調整が必要

上記の計算式はあくまで安静時の目安です。

運動をしたり、力仕事をして汗をかいたりした場合は、失った汗の分を追加で補給する必要がありますよ。

また、気温や湿度が高い環境では、通常よりも多くの水分補給が必要になります。

妊娠中や授乳中の女性も、通常より多めの水分摂取が推奨されているのです。

一方、40歳を過ぎた頃からは特に注意が必要だと言われています。

水分不足は老化を早め、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高める可能性があるからです。

逆に水分が多すぎると、代謝や自己修復能力の低下により、臓器の病気などの症状が出やすくなることもあります。

自分の年齢や体格、ライフスタイルに合った水分量を把握しておくことが大切ですよ。

水分の摂りすぎを防ぐ!正しい水の飲み方

適切な水分補給のためには、「どれだけ飲むか」だけでなく「どのように飲むか」も重要です。

ここでは、水中毒を防ぐための正しい飲み方をご紹介しましょう。

少量ずつこまめに飲む

水分補給の基本は、少量ずつこまめに飲むことです。

一度にたくさんの水を飲んでも、体内に水分がとどまってくれません。

理想は、点滴のように24時間ゆっくりと水分を摂り続けることなんですよ。

おすすめの方法として「6オンス8回法」があります。

これは、6オンス(約180ml)の水を1日8回に分けて飲むという方法です。

コップ1杯程度の量を、ゆっくりと飲むようにしましょう。

いわゆる「ガブ飲み」や「一気飲み」は、低ナトリウム血症を引き起こす可能性があるため避けるべきですよ。

のどの渇きを感じてから飲む

「のどが渇く前に水を飲むべき」という情報もありますが、基本的には体が送る信号に従うのが一番です。

のどの渇きは、体が水分を必要としているサインなんですよ。

のどが渇いたら水を飲み、渇きが解消されたらそれ以上飲まないようにしましょう。

ただし、のどの渇きを感じにくい高齢者や、激しい運動をする方は例外です。

そのような場合は、時間を決めて定期的に水分補給することが推奨されていますよ。

水分補給のタイミングを決める

水分補給を習慣化するために、飲むタイミングをあらかじめ決めておくと良いでしょう。

起床後、10時のおやつタイム、昼休み、毎回の食事時、入浴前後、就寝前など、ライフスタイルに合わせてタイミングを設定してみてください。

特に起床時の水分補給は重要ですよ。

寝ている間は水が飲めないため、体内から多くの水分が失われています。

朝起きたら、まずコップ1杯の水を飲む習慣をつけましょう。

アラームやチェックシートを活用して、飲み忘れを防ぐのも効果的な方法です。

1時間に1リットル以上は飲まない

前述の通り、腎臓の処理能力は1時間に約1リットルです。

短時間に大量の水を摂取しないよう、1時間あたりの水分量を意識しましょう。

特に運動中やイベント参加時など、ついつい水を飲みすぎてしまう状況では注意が必要ですよ。

自分が1時間にどれくらい水を飲んでいるか把握するために、メモリ表示付きのボトルを活用するのも良い方法です。

水分補給で注意したい3つのポイント

効果的で安全な水分補給のために、知っておきたいポイントをご紹介します。

飲み物の種類を選ぶ

水分補給には、基本的に水やノンカフェインのお茶がおすすめです。

緑茶やコーヒー、紅茶に含まれるカフェインには利尿作用があるため、飲みすぎると摂取した水分が排出されてしまいますよ。

カフェインに敏感な方は、麦茶やほうじ茶など、カフェイン量が少ないお茶を選びましょう。

また、糖分が多いジュースやスポーツドリンクも注意が必要です。

飲みすぎると血糖値が上がり、体に負担をかけることがあります。

アルコール飲料は利尿作用が強く、いくら飲んでも水分補給にはなりません。

むしろ体内の水分を排出してしまうため、脱水のリスクが高まるのです。

炭酸水は、胃腸の働きを活発にして水分を摂りやすい体内環境を作ってくれるので、水分補給にもおすすめですよ。

食事からの水分摂取も考慮する

1日に必要な水分量を考える際は、食事から摂取する分も忘れずにカウントしましょう。

通常、1日3食をしっかり食べていれば、食事から約1リットルの水分を摂取できると言われています。

汁物やスープだけでなく、野菜やご飯にも水分は含まれているんですよ。

したがって、1日に必要な水分量から食事分の1リットルを差し引き、残りを飲み物で補給すれば良いのです。

食事で十分な水分を摂取できていない場合は、献立にスープや味噌汁を加えるなどの工夫をしてみましょう。

水と塩分のバランスを保つ

水だけを大量に摂取すると、低ナトリウム血症のリスクが高まります。

特に大量に汗をかいた後は、水分だけでなく塩分も失われているんですよ。

そのような場合は、経口補水液やスポーツドリンクを活用するのが効果的です。

塩飴や梅干しを一緒に摂るのも良い方法でしょう。

ただし、普段の食事で十分な塩分を摂取している方が、通常の生活で経口補水液やスポーツドリンクを常飲する必要はありません。

塩分の摂りすぎは高血圧や腎臓病のリスクを高めるため、バランスが大切ですよ。

尿の色で水分状態をチェックしよう

自分の水分補給が適切かどうかを確認する簡単な方法があります。

それは、尿の色をチェックすることです。

適切な水分補給ができている場合、尿の色は透明または薄い黄色をしていますよ。

濃い黄色や茶色に近い色の場合は、水分不足の可能性があります。

一方、完全に透明な尿が続く場合は、水分を摂りすぎている可能性もあるのです。

トイレに行く頻度も目安になります。

1日に8回程度トイレに行くのが正常とされていますが、それよりも大幅に多い場合は水分の摂りすぎかもしれません。

逆に、トイレに行く回数が極端に少ない場合は、水分不足の可能性がありますよ。

自分の体が送るサインに注意を払い、適切な水分バランスを保つように心がけましょう。

こんな人は特に注意が必要

水中毒や水分の摂りすぎに特に注意すべき人がいます。

ここでは、リスクが高い方々について解説しましょう。

激しい運動をする人

マラソンやトライアスロンなど、長時間の激しい運動をする方は注意が必要です。

運動中に水だけを大量に摂取すると、汗で失われたナトリウムを補給できず、低ナトリウム血症を引き起こす可能性がありますよ。

実際に、長距離トライアスロン選手を対象にした研究では、競技終了時に約18%の選手が低ナトリウム血症を発症していたという報告があります。

運動中の水分補給は、水だけでなく、電解質を含むスポーツドリンクを活用するのが効果的でしょう。

多飲症の方

多飲症とは、妄想や強迫観念などが原因で、体重が明らかに増加するほど水を飲んでしまう病態です。

統合失調症などの精神疾患を持つ方に見られることが多く、精神科に長期入院している患者の約20%が多飲症を併発していると言われています。

多飲症の方は、日常生活に支障をきたすレベルで水を飲んでしまうため、水中毒のリスクが非常に高いのです。

適切な医療機関での治療が必要となりますよ。

腎機能に問題がある方

もともと腎臓に疾患がある方や、腎機能が低下している方は、水分の処理能力が通常よりも低い可能性があります。

そのため、通常の人と同じ量の水を飲んでも、体内に水分が滞留しやすくなるのです。

腎臓病の方は、医師の指導のもと、個別に適切な水分摂取量を守ることが重要ですよ。

水の飲みすぎだけじゃない!こんな飲み物にも注意

水以外の飲み物でも、飲みすぎによるデメリットがあることを知っておきましょう。

清涼飲料水の飲みすぎ

糖分が多く含まれている清涼飲料水を日常的に飲み続けると「ペットボトル症候群」という急性の糖尿病を引き起こす可能性があります。

清涼飲料水には想像以上の糖分が含まれており、知らず知らずのうちに大量の糖分を摂取してしまうんですよ。

血糖値が急激に上昇し、喉が渇いてまた清涼飲料水を飲むという悪循環に陥ることもあるのです。

水分補給には、糖分を含まない水やお茶を選ぶようにしましょう。

就寝前の大量の水

寝る直前に大量の水を飲むことも避けたほうが良いでしょう。

夜間に何度もトイレに起きることで、睡眠の質が低下してしまいます。

質の良い睡眠が取れないと、認知機能の低下や日中のパフォーマンス低下につながる可能性もありますよ。

就寝前はコップ1杯程度の水を飲む程度にとどめ、大量の水分摂取は控えましょう。

まとめ:適量の水分補給で健康な体を保ちましょう

水は私たちの生命維持に欠かせない大切な存在です。

しかし、「水は飲めば飲むほど良い」という考えは誤りなんですよ。

過剰な水分摂取は、水中毒や低ナトリウム血症といった深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

頭痛やめまい、むくみ、吐き気といった症状から、重症化すると痙攣や意識障害、最悪の場合は命を落とすこともあるのです。

大切なのは、自分の体重や年齢、活動量に合った適切な水分量を知ることです。

そして、少量ずつこまめに、正しいタイミングで水分補給を行うことが重要なんですよ。

1時間に1リットル以上の水を飲まない、のどの渇きを感じてから飲む、食事からの水分も考慮するといったポイントを意識してみてください。

あなたの体は、必要な水分量を教えてくれるサインを送っています。

尿の色や頻度、体の感覚に注意を払い、自分にとって最適な水分バランスを見つけていきましょう。

「適量」こそが健康への近道です。

過不足のない水分補給を心がけて、毎日を健やかに過ごしてくださいね。