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ウォーターサーバーの転倒防止対策5選!賃貸でもできる地震対策を徹底解説

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ウォーターサーバーに転倒防止対策が必要な理由

地震大国である日本に住んでいる以上、いつどこで大きな地震が発生するか分かりません。

家具の転倒防止対策をしている方は多いですが、ウォーターサーバーの転倒防止対策も同じくらい重要なんですよ。

転倒すると命の危険も!サーバーの重量は30kg以上

ウォーターサーバーを実際に動かしたことがある方ならご存じだと思いますが、ウォーターサーバーはかなりの重量があります。

本体だけで約20kg、そこに12Lの水ボトルを設置すると、合計で30kg以上になることも珍しくありません。

これだけの重量物が地震で転倒すれば、下敷きになった人は大怪我をする危険性がありますし、小さなお子様やペットがいるご家庭では特に注意が必要です。

水漏れによる二次被害も深刻

転倒した際に怖いのは怪我だけではありません。

ボトル内の水が一気に床にこぼれ出すと、床が水浸しになり、家電製品の故障やフローリングの劣化、さらには階下への水漏れといった二次被害も発生します。

特に集合住宅にお住まいの場合、階下への水漏れは賠償問題に発展する可能性もあるため、転倒防止対策は必須と言えるでしょう。

ウォーターサーバーの転倒防止対策5選

それでは、具体的にどのような転倒防止対策があるのか見ていきましょう。

ご自宅の状況に合わせて、最適な方法を選んでくださいね。

転倒防止ワイヤーで壁に固定する方法

最も効果が高い転倒防止対策が、転倒防止ワイヤーを使って壁とサーバーを固定する方法です。

壁にフックねじを取り付け、ウォーターサーバー背面の金具とワイヤーで接続することで、サーバーが壁から離れるのを物理的に防ぎます。

この方法なら、金具が外れたりワイヤーが切れたりしない限り、震度7クラスの大地震でも転倒を防げる可能性が高くなります。

多くのウォーターサーバーメーカーが推奨している方法でもあり、安全性を最優先するならこの対策がベストです。

ただし、壁に穴を開ける必要があるため、賃貸物件の場合は大家さんや管理会社の許可が必要になる点に注意しましょう。

耐震ジェルマット・転倒防止シートを使う方法

賃貸物件にお住まいで壁に穴を開けられない方におすすめなのが、耐震ジェルマットや転倒防止シートを使う方法です。

これらはウォーターサーバーの底面に貼り付けるだけで、粘着力と振動吸収力によって転倒を防いでくれます。

ホームセンターや100均でも購入できるため、手軽に導入できるのが大きなメリットですよ。

接着剤を使わないタイプなら、床を傷つける心配もありません。

ただし、ワイヤー固定と比べると強度は劣るため、震度5強程度までの揺れへの対策と考えておくと良いでしょう。

設置の際は、サーバーの四隅にしっかりと貼り付けることがポイントです。

転倒防止ストッパーを設置する方法

ウォーターサーバーの側面や前面に設置する転倒防止ストッパーも有効な対策の一つです。

突起状のストッパーがサーバーの動きを抑制し、転倒リスクを軽減してくれます。

特にキャスター付きのラックを使用している場合は、ラックの脚と地面の間にもストッパーを取り付けることで、より高い転倒防止効果が期待できますよ。

こちらもホームセンターなどで購入可能で、工事不要で後付けできるため、思い立ったその日にすぐ対策できます。

L字金具で固定する方法

DIYが得意な方には、L字金具を使って壁とサーバーを固定する方法もあります。

ワイヤーよりもしっかりと固定できるため、高い転倒防止効果が期待できます。

ただし、こちらも壁に穴を開ける必要があるため、賃貸物件では難しい場合があります。

また、設置には工具と技術が必要なので、不安な方は専門業者に依頼することをおすすめします。

転倒防止機能付きサーバーを選ぶ方法

これからウォーターサーバーの契約を検討している方は、最初から転倒防止機能が付いた機種を選ぶという選択肢もあります。

最近では、底部に耐震スカートが装備されているモデルや、重心を低く設計した下置きタイプなど、転倒しにくい構造のサーバーが増えています。

後から対策グッズを購入する手間が省けますし、メーカーが安全性を考慮して設計しているため安心感も高いですよ。

契約前にサーバーのスペックをよく確認して、転倒防止機能の有無をチェックしましょう。

賃貸でもできる転倒防止対策

賃貸物件にお住まいの方は、壁に穴を開ける対策ができないケースが多いですよね。

でも諦める必要はありません。

賃貸でもできる転倒防止対策はいくつもあるんです。

まず、先ほどご紹介した耐震ジェルマットや転倒防止シートは、壁に穴を開けずに使用できるため賃貸物件に最適です。

また、転倒防止ストッパーも床を傷つけることなく設置できます。

さらに、ホームセンターには突っ張り棒タイプの転倒防止グッズも販売されており、天井とサーバーの間に突っ張り棒を設置することで転倒を防ぐこともできますよ。

複数の対策を組み合わせることで、より高い安全性を確保できますので、ご自宅の状況に合わせて最適な組み合わせを見つけてくださいね。

設置場所の工夫で転倒を防ぐ

転倒防止グッズを使うだけでなく、ウォーターサーバーの設置場所を工夫することも重要な対策です。

家具と家具の間に設置する

ウォーターサーバーを2つの家具の間に設置すると、揺れた際に家具が壁の役割を果たし、転倒を防いでくれます。

左右を家具で挟むような配置にすることで、サーバーが大きく動くことを防げるんですよ。

ただし、家具自体が転倒しないようにしっかり固定されていることが前提です。

水平で安定した場所に設置する

当たり前のようですが、ウォーターサーバーは必ず水平で安定した場所に設置しましょう。

床が傾いていたり、不安定な台の上に置いたりすると、普段の使用でも転倒のリスクが高まります。

設置の際は水平器を使って確認すると安心ですよ。

壁際に設置し、背面を壁に近づける

ウォーターサーバーはできるだけ壁際に設置し、背面を壁に近づけることで転倒しにくくなります。

ただし、機種によっては放熱のために壁から一定の距離を取る必要がある場合もあるため、取扱説明書をよく確認してくださいね。

もしもウォーターサーバーが転倒してしまったら

十分な対策をしていても、大地震では転倒してしまう可能性があります。

万が一転倒してしまった場合の対応方法を知っておくことも大切です。

すぐに電源を切る

まず、温水スイッチをOFFにしてから電源プラグをコンセントから抜いてください。

転倒によってサーバー内部が損傷している可能性があるため、そのまま使用すると故障や火災の原因になることがあります。

1時間以上放置してから点検

電源を切ったら、最低でも1時間は放置しましょう。

この間にサーバー内部の状態が安定します。

その後、外観に破損がないか、水漏れがないかをよく確認してください。

異常がなければ再起動

外観に問題がなければ、電源プラグをコンセントに差し込み、温水スイッチをONにします。

約40分後、適温になったら飲用可能です。

ただし、最初のコップ2杯分程度は捨て水として使用し、その後から飲用することをおすすめします。

少しでも異常を感じたらメーカーに連絡

水の味や色に異変がある、異音がする、水漏れがあるなど、少しでも異常を感じた場合は、すぐにメーカーのカスタマーサポートに連絡しましょう。

無理に使い続けると、健康被害や火災などの重大な事故につながる可能性があります。

原則として、転倒後は使用を控え、メーカーに点検を依頼するのが最も安全な対応です。

災害時にも役立つウォーターサーバーの備蓄水

ウォーターサーバーは転倒のリスクがある一方で、災害時には非常に頼りになる存在でもあります。

常に一定量の備蓄水が確保できる

ウォーターサーバーを契約していると、定期的に12L程度のボトルが配送されるため、意識しなくても常に一定量の水が自宅に備蓄されている状態になります。

災害時は断水が発生する可能性が高いため、この備蓄水が命を救うこともあるんですよ。

成人一人が1日に必要な飲用・調理用の水は約3Lと言われていますので、12Lボトルなら約4日分の水を確保できます。

長期保存が可能

ウォーターサーバーの水は真空パッキングされているため、ペットボトルの水よりも長期保存が可能です。

未開封なら数ヶ月から1年程度保存できる製品が多く、定期配送でローリングストックもできるため、常に新鮮な備蓄水を確保できます。

停電時でも水を出せる機種が多い

ボトルが上置きで、コック式やレバー式のウォーターサーバーなら、停電時でも水を出すことができます。

水の重みで自然に出水するため、電気が使えない状況でも安心です。

ただし、ボトルが下置きのタイプは電動ポンプで水を吸い上げているため、停電時には使用できない点に注意しましょう。

また、温水や冷水機能は停電で停止するため、常温の水が出ることも覚えておいてくださいね。

まとめ:転倒防止対策で安心・安全なウォーターサーバー生活を

ウォーターサーバーの転倒防止対策について詳しくご紹介してきました。

30kg以上の重量があるウォーターサーバーが転倒すれば、怪我や水漏れといった深刻な被害が発生します。

でも、転倒防止ワイヤー、耐震ジェルマット、転倒防止ストッパーなど、適切な対策を施すことで、そのリスクを大幅に減らすことができるんですよ。

賃貸物件にお住まいの方でも、壁に穴を開けずにできる対策はたくさんありますので、ぜひ今日から実践してみてください。

また、設置場所を工夫することや、万が一転倒した際の対応方法を知っておくことも大切です。

しっかりとした転倒防止対策を行えば、ウォーターサーバーは災害時の頼れる備蓄水としても活躍してくれます。

安心・安全なウォーターサーバー生活のために、今すぐ転倒防止対策を始めましょう。