ウォーターサーバーの大きさが気になる！サイズ選びで失敗しないために

ウォーターサーバーを導入したいけれど、「うちに置けるスペースはあるかな？」「部屋が狭くなったらどうしよう…」と不安に感じていませんか。

日本の住宅事情を考えると、大型家電をいくらでも置けるご家庭は少ないですよね。

せっかくウォーターサーバーを申し込んだのに、「思ったより大きくて置けなかった」「部屋が圧迫されて邪魔になってしまった」なんて失敗は避けたいものです。

そこでこの記事では、ウォーターサーバーの大きさについて、床置き型と卓上型それぞれのサイズを詳しく比較しながら、あなたのお部屋にぴったりなサーバーの選び方をご紹介していきます。

設置スペースの確保方法から、家族構成別のおすすめサイズまで、サーバー選びで失敗しないためのポイントを詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

ウォーターサーバーの大きさは？床置き型と卓上型のサイズを徹底比較

ウォーターサーバーには大きく分けて「床置き型」と「卓上型」の2種類があり、それぞれサイズが大きく異なります。

まずはそれぞれのタイプの大きさの特徴を見ていきましょう。

床置き型の大きさ（横幅・奥行・高さ・重量）

床置き型は、床に直接設置するタイプで、一般的にイメージされる背の高いウォーターサーバーです。

床置き型の標準的なサイズは以下の通りです。

・横幅：約30cm前後
・奥行：約30〜35cm程度
・高さ：約100〜130cm程度（ボトル未装着時）
・重量：約15〜25kg程度

高さが約100〜130cmということは、大人の腰から胸のあたりまでの高さになります。

ボトルを上部に装着するタイプの場合、ボトルの高さ（約30〜40cm）が加わるため、実際には130〜160cm程度の高さになることも覚えておきましょう。

床置き型のメリットは、ボトル容量が大きく（12リットルが主流）、何度も交換する手間が少ない点です。

家族で使う場合や、料理にもウォーターサーバーの水を使いたい方には床置き型がおすすめですよ。

卓上型の大きさ（横幅・奥行・高さ・重量）

卓上型は、キッチンカウンターやテーブル、棚の上に置けるコンパクトなサイズのウォーターサーバーです。

卓上型の標準的なサイズは以下の通りです。

・横幅：約25〜30cm前後
・奥行：約30〜40cm程度
・高さ：約50〜80cm程度
・重量：約7〜15kg程度

卓上型は床置き型と比べて高さが約半分になるため、圧迫感が少なく、置き場所の選択肢も広がります。

ただし、サーバー内のタンク容量が小さいため、冷水・温水の補充頻度が高くなる点には注意が必要です。

また、ボトルも4.7リットルや7リットルなど軽量タイプが多いため、女性や高齢者でもボトル交換がしやすいというメリットがありますよ。

一人暮らしの方や、スペースが限られているご家庭には卓上型が最適です。

スリム・コンパクトタイプの大きさ

最近では、さらに省スペースを実現した「スリムタイプ」や「コンパクトタイプ」のウォーターサーバーも増えています。

スリムタイプの特徴は、横幅が25cm以下と非常に狭く、A4用紙1枚分程度のスペースがあれば設置できる点です。

例えば、人気のスリムサーバーでは以下のようなサイズがあります。

・横幅：約23〜27cm
・奥行：約30〜36cm
・高さ：約47〜130cm（床置き型・卓上型両方あり）

「部屋が狭いけどウォーターサーバーを置きたい」という方には、このスリムタイプが非常におすすめですよ。

デザイン性も高く、インテリアとしても馴染みやすい機種が多いのも魅力です。

ウォーターサーバーのボトルの大きさはどれくらい？

ウォーターサーバーのサイズを考える際には、サーバー本体だけでなく、ボトルの大きさも重要なポイントです。

ボトルをサーバー上部に設置するタイプでは、ボトルの高さが加わるため、実際の設置サイズが大きくなります。

12リットルボトルの大きさと重さ

ウォーターサーバーで最も一般的なのが12リットルボトルです。

12リットルボトルの標準的なサイズは以下の通りです。

・高さ：約30〜35cm程度
・幅（奥行）：約26〜28cm程度
・重量：約12kg（水を含む）

市販の2リットルペットボトル6本分に相当する重さなので、女性や高齢者には重く感じることもあるでしょう。

そのため、ボトル交換の頻度を減らしたい方や、家族で使う場合には12リットルボトルがおすすめです。

一方で、ボトルをサーバー下部に設置できるタイプのサーバーもあり、こちらなら重いボトルを持ち上げる必要がないため、交換の負担が大幅に軽減されますよ。

軽量ボトル（4.7L〜8L）の大きさと重さ

最近では、女性や高齢者でも扱いやすい軽量ボトルも人気です。

軽量ボトルの標準的なサイズは以下の通りです。

・容量：4.7リットル、7リットル、8リットルなど
・高さ：約20〜30cm程度
・幅（奥行）：約15〜25cm程度
・重量：約5〜8kg程度

軽量ボトルは交換頻度が高くなるデメリットがありますが、持ち運びやすく、交換時の負担が少ないのが大きなメリットです。

一人暮らしの方や、あまり大量に水を使わない方には軽量ボトルがぴったりですよ。

また、ボトルがコンパクトなため、保管スペースも少なくて済むという点も見逃せません。

ウォーターサーバーの設置に必要なスペースは？

ウォーターサーバーを設置する際には、サーバー本体のサイズだけでなく、周囲のスペースも確保する必要があります。

適切なスペースを確保しないと、故障の原因になったり、使い勝手が悪くなったりする可能性がありますので、注意しましょう。

周囲の隙間はどれくらい必要？

ウォーターサーバーは、冷水や温水を作るために電気を使って稼働しているため、熱を放出します。

そのため、壁や家具に密着させて設置すると、放熱が上手くできずに故障のリスクが高まってしまいます。

一般的には、以下のスペースを確保することが推奨されています。

・背面：壁から10〜15cm程度
・側面：壁から3〜5cm程度
・上部：ボトル交換のために50cm程度（上置きタイプの場合）

例えば、横幅30cmのサーバーを設置する場合、実際には左右の隙間も含めて約40cm程度の幅が必要になるということです。

設置場所を決める際には、この「余裕スペース」も必ず計算に入れておきましょう。

ボトル交換に必要な高さも確認しよう

ボトルをサーバー上部に設置するタイプの場合、ボトル交換時には12kgのボトルを持ち上げる必要があります。

そのため、天井やキャビネットの下など、頭上のスペースが狭い場所には設置できません。

上置きタイプのサーバーを設置する場合は、サーバー上部に少なくとも50cm程度の空間があるか確認しておきましょう。

もし上部スペースが確保できない場合は、ボトルを下部に設置するタイプのサーバーを選ぶと良いですよ。

大きさで選ぶ！あなたに最適なウォーターサーバーはどれ？

ウォーターサーバーの大きさを選ぶ際には、家族構成や使用頻度、設置スペースを考慮することが大切です。

ここでは、ライフスタイル別におすすめのサイズをご紹介します。

一人暮らし・省スペース重視なら卓上型

一人暮らしの方や、ワンルームなど限られたスペースにウォーターサーバーを設置したい場合は、卓上型がおすすめです。

卓上型なら、キッチンカウンターやデスクの上、ちょっとした棚の上にも置けるため、床のスペースを圧迫しません。

特に高さ50cm以下の超コンパクトタイプなら、電気ポットと同じような感覚で置けるため、部屋の雰囲気を損なうこともありませんよ。

一人暮らしで水の消費量が少ない場合は、4.7リットルや7リットルの軽量ボトルが使える卓上型を選ぶと、交換頻度も適度で使いやすいでしょう。

家族向け・大容量重視なら床置き型

2人以上の家族で使う場合や、料理にも水を使いたい場合は、床置き型の12リットルボトルがおすすめです。

床置き型なら、ボトル交換の回数が少なくて済むため、手間が減りますし、常に冷たい水や熱いお湯がすぐに使える状態を保ちやすくなります。

また、床置き型はデザイン性に優れた機種が多く、リビングに置いてもインテリアの一部として馴染むため、来客時にも「おしゃれなお家だな」と思ってもらえるかもしれませんよ。

家族で毎日たっぷり水を使いたい方には、床置き型が最適です。

スリムタイプならA4サイズのスペースでOK

「ウォーターサーバーを置きたいけど、スペースが本当に限られている」という方には、スリムタイプが最適です。

スリムタイプなら、横幅が23〜27cm程度と非常にコンパクトなため、A4用紙1枚分程度のスペースがあれば設置できます。

キッチンとリビングの間の隙間や、冷蔵庫の横などのデッドスペースを有効活用できるため、部屋のレイアウトを大きく変える必要もありません。

スリムでもボトル容量は12リットルの機種が多いため、家族で使っても十分な水量を確保できますよ。

ウォーターサーバーの設置場所別おすすめサイズ

ウォーターサーバーを設置する場所によって、最適なサイズは変わってきます。

ここでは、設置場所ごとにおすすめのサイズをご紹介しますので、参考にしてくださいね。

キッチンに設置する場合

キッチンにウォーターサーバーを設置する場合は、料理にも使いやすい床置き型の12リットルボトルタイプがおすすめです。

野菜を洗ったり、お米を炊いたり、パスタを茹でたりする際にも、すぐに美味しい水が使えるため、料理の質がグッと上がりますよ。

ただし、キッチンは限られたスペースの中に家電や調理器具が多く置かれているため、スリムタイプを選ぶとさらに設置しやすくなります。

キッチンカウンターに余裕がある場合は、卓上型を置くという選択肢もあります。

リビングに設置する場合

リビングに設置する場合は、家族みんながすぐに水分補給できるよう、床置き型がおすすめです。

テレビを見ながら、ソファでくつろぎながら、いつでも冷たい水や温かいお茶が飲めるのは本当に便利ですよ。

また、リビングはお客様が来ることも多い場所なので、デザイン性の高いおしゃれなサーバーを選ぶと、インテリアとしても映えます。

木目調やスタイリッシュなカラーのサーバーなら、リビングの雰囲気にもしっくり馴染むでしょう。

寝室に設置する場合

寝室にウォーターサーバーを設置すると、寝る前や起床時にすぐに水分補給ができて非常に便利です。

特に、小さなお子様がいるご家庭では、夜中にミルクを作る際にも重宝します。

寝室に置く場合は、コンパクトな卓上型がおすすめです。

ベッドサイドのテーブルやチェストの上に置けば、就寝前や夜中に喉が渇いたときにも、すぐに水が飲めますよ。

ただし、サーバーの稼働音が気になる方もいるため、静音設計のモデルを選ぶと安心です。

ウォーターサーバー設置時の注意点

ウォーターサーバーを設置する際には、いくつかの注意点があります。

適切な場所に設置しないと、水の品質が低下したり、サーバーが故障したりする可能性がありますので、しっかり確認しておきましょう。

直射日光が当たる場所はNG

ウォーターサーバーは、直射日光が当たる場所に置いてはいけません。

直射日光が当たると、ボトル内の水温が上昇し、水の品質が低下してしまう可能性があるからです。

また、サーバー本体も高温になり、冷水機能が正常に働かなくなることもあります。

窓際やベランダの近くに置く場合は、カーテンやブラインドで日光を遮るなど工夫が必要ですよ。

放熱スペースを確保する

先ほどもお伝えしましたが、ウォーターサーバーは冷水を冷やすために放熱を行います。

そのため、壁や家具と密着させて設置すると、放熱が上手くできずに故障やトラブルの原因になります。

サーバーの背面や側面には必ず隙間を確保し、通気性の良い場所に設置しましょう。

特に夏場は室温も上がるため、放熱がしっかりできる環境を整えておくことが大切です。

ボトルの保管場所も考慮する

ウォーターサーバーを設置する際には、サーバー本体の場所だけでなく、ボトルの保管場所も忘れずに確保しておきましょう。

12リットルボトルを複数本ストックする場合、意外とスペースを取ります。

ボトルは直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所に保管するのが理想的です。

サーバーの近くにボトル用の収納スペースを確保しておくと、交換時もスムーズですよ。

まとめ：大きさを確認して最適なウォーターサーバーを選びましょう

ウォーターサーバーの大きさについて、床置き型と卓上型のサイズ比較から、設置に必要なスペース、おすすめの選び方までご紹介してきました。

ウォーターサーバーを選ぶ際には、サーバー本体のサイズだけでなく、ボトルのサイズや周囲の隙間、ボトルの保管場所なども総合的に考えることが大切です。

一人暮らしで省スペース重視なら卓上型、家族でたっぷり使いたいなら床置き型、そして限られたスペースでも設置したいならスリムタイプと、ライフスタイルに合わせて最適な大きさを選びましょう。

設置前にはメジャーでしっかりとスペースを測り、放熱のための隙間も考慮した上で、あなたのお部屋にぴったりのウォーターサーバーを見つけてくださいね。

快適なウォーターサーバー生活が始められるよう、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。