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災害時にウォーターサーバーは使える?停電時の可否・非常用コック・備蓄量まで完全ガイド

災害時にウォーターサーバーは役立つ?

平時の暮らしを整えてくれるウォーターサーバーは、実は災害対策でも力を発揮します。

定期配送でストックが回り、ボトルやパックという「運べる水」が家にあるだけで安心感が違いますよ。

ただし、停電時に給水できるかは機種や注水方式で大きく変わります。

ここを正しく理解して、もしもの時に慌てない準備をしておきましょう。

停電時に「使える機種/使えない機種」の見分け方

レバー式・コック式のように、押し当てたりつまみを動かすだけで水が出るタイプは、電気を使わずに給水できる設計が多いです。

一方、電子ボタン式や電動ポンプで弁を開閉するタイプは、停電時に注水ができない場合があります。

さらに、非常用電源ユニットを接続して常温水だけ使える機種や、非常用コックをボトルに差し込んでサーバーを通さず出水できるラインナップもあります。

あなたのサーバーがどの方式か、停電時にどうなるかを普段から確認しておくと安心ですよ。

ボトル/パックの“直接使用”はできる?

ボトル単体での使用可否はメーカーや容器の構造で異なります。

パックやBIB(バッグインボックス)はコックで出せるものが多く、非常時に扱いやすいのが特長です。

ボトルは「非常用コック」や「ポータブルスタンド」を用意しておくと、サーバーが使えない状況でも取り出せます。

真上からキャップを外して無理に傾けると大量にこぼれる恐れがあるため、必ず専用品の使い方に従いましょう。

備蓄の考え方と必要量

災害時に必要な水の目安は、1人1日3リットルです。

最低3日分、できれば1週間分を意識すると、広域災害でも心強い備えになります。

日常で消費しながら一定量を保つ「ローリングストック」を採用すれば、賞味期限切れや場所の圧迫を防ぎつつ備蓄が回せます。

ウォーターサーバーの定期配送はこの運用と相性が良いので、家庭人数と使用量から在庫の“基準ライン”を決めておきましょう。

容器別・非常時の取り出し方

非常用コック/ポータブルスタンドの活用

ボトルタイプは、メーカー指定の非常用コックを差し込むだけで注げる機種があります。

また、ポータブルスタンドがあれば、サーバーを使わずにボトルから安全に出水できます。

平時のうちに取り付け方を一度試し、コック・置台・カッター・ポリタンクをひとまとめにしておくと、いざという時に迷いません。

BIB・パック水のメリット

BIBやパックは、角をカットしたりコックをひねるだけで出水でき、持ち運びも容易です。

段ボールのまま積み重ねられるので、玄関や廊下の片隅など“避難動線を塞がない”置き方を選ぶと良いですよ。

小分けして家族それぞれの非常持ち出し袋に入れておくと、分散備蓄にもなります。

停電時の運用と安全チェック

通電停止中にやること/復旧時の手順

停電したら、温水スイッチをOFFにして指示に従いましょう。

通電が戻ったら、しばらく時間をおいてから電源を入れ、表示の異常がないか、においや濁りがないかを確認します。

機種によっては内部の水を一度排水してから通常運用に戻す指示があるため、取扱説明書や公式FAQの手順を必ず参照してください。

衛生の基本と“飲み切り”の考え方

停電中は冷却・加熱が止まり、タンク内の温度が上がりやすくなります。

不安がある場合は、常温のまま早めに飲み切る、または飲用に使わず生活用水へ回す判断が安全です。

容器や注ぎ口は清潔を保ち、直飲みは避ける、フタやコックは都度拭くなど、小さな衛生習慣がリスクを下げます。

給水ステーションの活用

自治体は断水時に「災害時給水ステーション」を開設します。

出向く際は、清潔な容器(ポリタンク、空のペットボトル、折りたたみ水タンクなど)を必ず持参しましょう。

自宅から近い給水拠点の場所は、平時に地図アプリや自治体サイトで確認しておくと安心ですよ。

よくある質問(FAQ)

Q: 電子ボタン式でも停電時に使う方法はある?

A: 機種によっては非常用電源ユニットで常温水が使えます。

また、非常用コックでボトルから直接出水できるモデルもあります。

ご家庭の機種名で「停電時」を検索し、公式情報を事前確認しておきましょう。

Q: ボトルはサーバーなしで直接使える?

A: そのままでは使えない構造もあります。

非常用コックやポータブルスタンドの用意が安全・確実です。

パックやBIBならコックや角カットで取り出せるものが多く、非常時は扱いやすいですよ。

Q: 停電が長引いたら水はどれくらいで飲み切るべき?

A: タンク内の温度管理ができないため、早めの消費を基本にしましょう。

風味やにおいに違和感があれば飲用を避け、生活用水に回す判断が無難です。

Q: 給水ステーションへ行く時の持ち物は?

A: 清潔な容器、フタ、キャップ、台車(あれば便利)、軍手、タオルを準備しましょう。

家族人数×必要量が運べる容器容量を事前に逆算しておくと安心です。

まとめ

ウォーターサーバーは「そのまま飲める水が家にある」という点で、災害時の強い味方になります。

停電時の可否は注水方式や機種で異なるため、非常用コックやポータブルスタンド、パック水などを併用できる形に整えておきましょう。

備蓄は1人1日3リットルを目安に、3日分〜1週間を家族人数で計算し、ローリングストックで回すのが失敗しないコツです。

給水ステーションや容器の準備も平時に確認し、今日から“使える備え”を始めていきましょう。